ACCELStars、睡眠データで人的資本の新しい指標を追加
東京大学発の睡眠テックスタートアップ、ACCELStars(アクセルスターズ)が、企業向けの睡眠データ活用ソリューション「SLEEP COMPASS」および「SLEEP COMPASS Light」に新たに「アブセンティーズム指標」を加えました。この指標は、体調不良やメンタルの問題によって出勤できない状況を示すもので、組織の生産性低下に寄与するものです。人的資本経営の観点からは、従業員の「見えにくい損失」を可視化するために非常に重要です。
アブセンティーズムとは
アブセンティーズムとは、体調やメンタル面での不調により、勤務を果たせない状況を評価します。この状態が続くと、生産性が低下し、ひいては企業の業績に悪影響を及ぼすことが懸念されます。企業がこの指標を重視し、データを分析することで、より効果的な対策を講じることができるでしょう。
多様な指標を一元管理
ACCELStarsが提供する「SLEEP COMPASS」シリーズにおけるアブセンティーズム指標追加により、以下の6つの指標へアクセス可能になります:
- - エンゲージメント指標
- - パフォーマンス指標
- - メンタルヘルス指標
- - プレゼンティーズム指標
- - ストレス指標
- - アブセンティーズム指標
これによって、企業は従業員の睡眠状態と重要な業績指標の相関を一元的に分析できるようになります。このデータを活用することにより、人的資本経営の戦略をより精緻化し、企業全体の健康を向上させることが可能です。
睡眠の重要性
多くの研究によると、良好な睡眠はエンゲージメントやパフォーマンス、メンタルヘルスに大きく影響することが明らかになっています。従業員の睡眠状態を把握し改善を図ることで、関連する指標の向上を図れるのです。睡眠の質が改善されることで、アブセンティーズムのリスクも低減され、結果として企業にとってのコスト削減にも貢献します。
企業の未来を見据えた取り組み
ACCELStarsは、人的資本経営における新たな可能性を追求し続けています。今後は「睡眠」という未活用のヘルスデータを基盤に、企業が直面している課題を解決するための新しいソリューションを開発する予定です。このような取り組みを通じて、企業が成長し、従業員の健康をサポートすることが期待されます。
サービスサイト
さらに詳しい情報は、こちらの公式サイトをご覧ください。
ACCELStars公式サイト
会社概要
株式会社ACCELStars(アクセルスターズ)は、2020年に設立され福岡県久留米市に本社を置いています。代表取締役の宮原 禎氏は、リクルートグループでの経験を経て、ヘルスデータプラットフォームを立ち上げた実績を持っています。現在も、睡眠健康の向上に寄与するため、日々新しい技術の開発に邁進しています。
企業にとっての「睡眠」を活用することで、従業員の健康と生産性を向上させ、より持続可能な社会を築いていくことがACCELStarsの目指すところです。