今注目のベトナム語学習ブーム！20代日本人の新たな挑戦

ベトナム語学習の急増

近年、若い世代を中心にベトナム語学習の熱が高まっています。特に、20代の日本人においては、職場での活用やベトナム人パートナーとのコミュニケーションのために、この言語を学ぶ人が増えているのです。この流れを促進しているのが、株式会社MORE UP BOOSTが運営するオンライン語学スクール「ロアンのベトナム語講座」です。

オンラインで学べる「ロアンのベトナム語講座」

「ロアンのベトナム語講座」は、全国各地から参加できるオンラインのマンツーマンレッスンを提供。ベトナム人講師によるカスタマイズされたカリキュラムで、実際に話せるようになることを重視しています。受講者の目的は職場でのスキル向上から、国際結婚、旅行準備に至るまで多岐にわたります。加えて、YouTubeチャンネル「カケル＆ロアン」などのSNS活動を通じて、日越文化の交流も推進しています。

第3外国語ブームの背景

最近の調査によると、英語以外の外国語を学ぶ日本人が増加していることがわかります。2023年の国内調査では、英語が84.1%で圧倒的多数を占める一方、韓国語や中国語の学習者も増加。しかし、次なる波としてベトナム語が浮上してきています。実際、在留のベトナム人が急増しており、昨年から約3万人も増加して66万人を超えています。

受講状況の詳細

「ロアンのベトナム語講座」では、累計受講者が400名を超えています。受講者の64.5%は男性で、20代・30代が全体の55%を占めており、職場での活用が最も多い理由として挙げられています。また、ベトナム人パートナーとの交流や旅行・移住に使う目的も多く見受けられます。受講地域も多様で、首都圏に加え北海道からの受講者も増えています。

言語から生まれる共生の学び

この講座は単に語学を学ぶだけでなく、文化理解や相互交流にも重点を置いています。「職場のベトナム人実習生と自然に会話ができるようになった」「ベトナムで現地の家族とも話せる」といった受講者の声が多く寄せられており、言語を学ぶことでお互いを理解し合う大切さが実感できるようです。

また、日本に住むベトナム人は年々増加しており、国際結婚も活発化しています。2015年から2019年の年間国際婚姻件数は約800組で、最近また回復の兆しを見せており、文化や人のつながりがより身近なものとなってきています。その流れの中で、ベトナム語を学ぶことはただのスキル習得を超え、異文化理解を深める「共生の言語」として位置づけられています。