タリーズコーヒーが取り組む新しいリユースサービス「WELLCUP」

タリーズコーヒーが新たなリユースサービス「WELLCUP」を始動!

福岡エリアの皆さんに新しいエコの形を提案するタリーズコーヒーが、2025年4月23日から大手町エリアでリユースサービス「WELLCUP」を実証実験としてスタートします。このサービスは、環境問題への取り組みの一環として、使用済みの使い捨てカップ問題に対処するものです。

使い捨てカップの深刻な問題

私たちが日常的に利用する使い捨てカップは実は、世界中で毎年数百億個も消費されていると言われています。しかし、その多くが適切に廃棄されず、海洋汚染などの環境問題を引き起こしています。タリーズコーヒーは、このような問題を解決するために「WELLCUP」というリユースサービスの導入を決意しました。

「WELLCUP」の内容

「WELLCUP」は、真空断熱ボトルを利用したリユースサービスです。利用者はカフェや商業施設に手ぶらで訪れ、自分のスマートフォンで簡単にボトルを借りたり返したりできる仕組みになっています。この新しい選択肢を提供することで、使い捨てゴミの削減に寄与し、より持続可能な社会の実現を目指します。

実証実験の詳細

実証実験は2025年4月23日から9月末までの約半年間、大手町エリア内のタリーズコーヒー6店舗で行われます。具体的には以下の店舗が対象です：

- 丸紅ビル店（4月23日より）
- 大手町プレイス2階店（5月20日より）
- 大手町プレイス3階店（5月20日より）
- 丸の内テラス店（6月20日より）
- Otemachi One店（6月20日より）
- 大手町パークビルディング店（6月20日より）

このプロジェクトでは、利用者が購入したドリンクを真空断熱ボトルで提供し、消費者は使い終わったボトルをどの店舗でも返却できるという便利なサービスが用意されています。

企業の背景と取り組み

この新しいリユースサービスを支えるのは、タリーズコーヒー、丸紅フォレストリンクス株式会社、そしてタイガー魔法瓶株式会社の3社です。

- タリーズコーヒー（タリーズコーヒージャパン株式会社）は、日本国内でのスペシャルティコーヒーショップを展開し、地域社会に根ざしたコミュニティーカフェの提供を理念としています。
- 丸紅フォレストリンクス株式会社は、森林由来の製品を扱う企業で、「WELLCUP」の企画・開発を担当。
- タイガー魔法瓶株式会社は、高品質な真空断熱ボトルを製造しており、このプロジェクトで使用されるボトルを提供します。

持続可能な未来に向けて

タリーズコーヒーが「WELLCUP」の導入を通じて目指すのは、環境負荷を減らし、誰もが利用しやすいリユース文化の定着です。コーヒーを楽しみながら、持続可能な社会への一歩を踏み出してみませんか？

この取り組みが、地域の皆さんにも新たなライフスタイルを提供できることを期待しています。ぜひタリーズコーヒーの店舗で、「WELLCUP」を体験してみてください。