福岡の新たなビジネス拠点「WeWork 天神ブリッククロス」
2025年8月、福岡市に新たにオープンした「WeWork 天神ブリッククロス」は、九州最大のオフィスエリアである天神駅直結という立地を活かしたフレキシブルなワークスペースです。この新拠点は、地元企業やフリーランス、スタートアップを支援し、地域社会の活性化を目指しています。
オープン記念イベントの開催
「WeWork 天神ブリッククロス」のオープンを祝して、2025年9月4日には福岡市との連携をテーマにした発表会が開催されました。福岡市の経済観光文化局理事、富田雅志氏の挨拶や、WeWork JapanのCEO熊谷が登壇し、今後の地域共創についての方針が示されました。この発表会では、福岡が描くグローバル化やイノベーションへの道筋についても深く掘り下げられました。
グローバル推進プロジェクト「RAMEN TECH」
この拠点を起点に、福岡市が主催するグローバルスタートアップカンファレンス「RAMEN TECH」の開催が予定されています。WeWork Japanは、このイベントと連動するために多くのサイドイベントを企画しており、地方自治体やスタートアップと協力しながら相互送客を図ります。これにより、エコシステムの形成と地域活性化が同時に実現されることを目指しています。
サイドイベント
- - 10月6日: RAMEN TECH参加企業向けオフィスツアー
- - 10月7日: 英語での内部ツアー
- - 10月8日: U25向けキャリア形成イベント
これらのイベントでは、起業家やデジタルノマドとのネットワーキング、キャリア形成のサポートが行われ、地域の若手人材の育成やスタートアップとのコラボレーションが促進されます。
若手育成プロジェクト「WeWork Student Ambassador」
さらに、WeWorkでは次世代のリーダーを育成するために「WeWork Student Ambassador (WSA)」というプログラムを立ち上げます。このプログラムは、大学生と社会人、企業がコラボレーションする機会を提供し、参加学生はビジネスアイデアの提案や実践を通じて実務経験を積むことができます。これにより、地域の若手人材が社会に出る準備を整える支援を行います。
地域文化との連携
福岡市のナイトライフを支える名物「屋台」と連携し、WeWork拠点周辺でのプロモーションも予定しています。屋台スタッフがWeWorkのロゴ入りTシャツを着用し、オリジナルの割り箸やステッカーを配布することで、地域の文化と融合した体験を提供します。このように、地元コミュニティとの深い結びつきを促進する企画が進行中です。
今後の展望
WeWork Japanは、福岡市を中心に地域との連携を強化し、持続可能な経済成長を目指します。グローバルなビジネスネットワークとローカルなコミュニティを結びつけることで、新たな働き方の提供や多様な社会の実現を目指し、地域に根ざしたイノベーションを推進していきます。今後もWeWorkは地域の課題解決に寄与し、さらなる発展への道を切り開いていくことでしょう。