梅雨の風物詩、海の中道海浜公園で迎えるアジサイの見頃

梅雨を彩るアジサイの魅力

福岡市東区に位置する国営海の中道海浜公園では、アジサイが見頃を迎えています。30品種、なんと約2,000株が華やかに咲き乱れ、訪れる人々を魅了しています。この美しい光景は、6月下旬までお楽しみいただける予定です。

アジサイスポットの紹介

公園内には二つのアジサイスポットがあります。一つ目は「あじさいの小径（こみち）」です。ここでは、静かなクロマツ林の林床でしっとりと咲くアジサイをお楽しみいただけます。この小径を歩けば、しばし日常の喧騒を忘れて、心が和らぐことでしょう。

二つ目は「フラワーミュージアム」。ここには、特徴的な形をしたカシワバアジサイや、純白で清楚な印象を与えるアナベルなど、様々な美しいアジサイが展示されています。カシワバアジサイの花は円錐状で、まるでソフトクリームのようなかわいらしさがありますね。

海の中道海浜公園について

海の中道海浜公園を訪れるなら、その広大さにも驚かされます。この公園は、博多湾と玄界灘に囲まれた砂州状の地形「海の中道」に位置し、東西に約6キロメートル、総面積は約350ヘクタールにも及びます。四季折々の花々が楽しめるのはもちろん、「動物の森」エリアでは、可愛いリスザルやカピバラ、カンガルーといった動物たちとふれあうこともできます。

2022年には「光と風の広場」という滞在型レクリエーション拠点がオープンしました。ここでは、『憩う・学ぶ・遊ぶ』を体験でき、家族連れや友人同士でも楽しめる場所となっています。