Carbon Xtractの挑戦
2026-08-18 09:51:31

Carbon XtractがプレシリーズAで資金調達、脱炭素化への新たな挑戦

Carbon Xtractが挑む脱炭素の未来



九州大学発のスタートアップであるCarbon Xtract株式会社が、2026年8月14日にプレシリーズAラウンド(1st Close)で資金調達を行ったことが発表されました。この資金調達は、未来の地球環境を守るための重要なステップであり、独自の技術であるm-DAC®(membrane-based Direct Air Capture)を用いて、直接大気中から二酸化炭素(CO₂)を回収するプロセスの加速を図るものです。

資金調達の背景



Carbon Xtractは、2023年5月に設立されて以来、九州大学の先進的なCO₂分離膜技術を駆使し、双日株式会社との連携を通じて様々な業界との共同開発を進めてきました。しかし、地球温暖化の進行は予想以上のスピードで進んでおり、迅速な気候変動対策が求められています。このような環境の中、Carbon Xtractは新たな資金を得て、迅速な意思決定を可能にするために経営陣が議決権の過半数を保有する体制へと移行します。

投資家の期待



今回の資金調達には、代表取締役社長の森山哲雄氏、取締役CTOの藤川茂紀氏、フェムトパートナーズ株式会社、GxPartners LLP、さらには国立大学法人九州大学が関与しています。これにより、より強固な基盤が整い、事業の成長を加速するための体制が構築されました。

m-DAC®技術の特徴



Carbon Xtractが開発したm-DAC®技術は、分離膜を利用して空気から選択的にCO₂を回収するシステムです。この技術は、加熱を必要としないシンプルな構造を持ち、小型化と分散設置を実現します。そのため、特定の場面や条件に応じてスムーズに導入可能となります。

回収されたCO₂は、農業や飲料用途での直接利用にとどまらず、将来的には燃料などへの転換も視野に入れた幅広い利用が考えられています。このように、炭素を資源として活用するための資源循環社会の実現を目指すCarbon Xtractのビジョンは、持続可能な未来を切り開くものです。

経営陣からのメッセージ



代表取締役社長の森山氏は、今回の発表を心から嬉しく思っていると語り、技術を世の中に広めるための気持ちを忘れずに取り組む意思を示しました。また、取締役CTOである藤川氏も、トップレベルの技術を製品に磨き上げ、持続可能な社会の実現に努力すると述べています。

地域の未来を見据えて



Carbon Xtractの取り組みは、福岡だけでなく、日本全体の脱炭素化に向けた重要な一歩です。急速に変化する環境の中で、企業だけでなく社会全体がこの問題に真剣に向き合うことが求められています。Carbon Xtractの挑戦によって、未来の地球環境が少しでも良くなっていくことを期待しています。未来の広がりを感じさせるこのプロジェクトに、応援の声が集まることを願っています。


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