北九州・吉勝の挑戦
2025-03-06 17:56:41

北九州の味を未来へ~創業120年の吉勝が新ブランド発足!

北九州の味を未来へ~創業120年の吉勝が新ブランド発足!



北九州市に位置する旦過市場で、明治時代から続く老舗鮮魚卸店、株式会社吉勝が新たに「吉のめし 勝のめし」というブランドを立ち上げました。このプロジェクトは、地元の新鮮な魚を広めることを目的としており、創業120年を迎えた吉勝が新たに挑戦する姿勢を示しています。

新ブランド「吉のめし 勝のめし」とは?



「吉のめし 勝のめし」は、福岡県北九州発の九州産鮮魚を使用した自社製品を通じて、魚食文化の普及を目指すプロジェクトです。創業以来120年、鮮度にこだわり、地元の人々に愛されてきた吉勝ですが、最近までの歴史は決して平坦ではありませんでした。特に、旦過市場が火災に見舞われ、すべてが焼失するという辛い経験をせざるを得なかったのです。ですが、従業員全員が日々努力を重ね、地域に「元気」と「一番新鮮な魚」を届けるという情熱を持って再起を図っています。

鮮魚のこだわりと技術



北九州として有名な場所は、玄界灘、響灘、周防灘という3つの海流に囲まれ、九州一の魚の町とも言われています。吉勝では、毎日およそ200kgの魚を手捌きし、その新鮮さと旨さをお届けしています。経験豊富な板長が一尾一尾丁寧に捌く様子は、まさに職人技。魚に対する真摯な姿勢が、驚くほどの旨さを生み出しています。

特に、九州産の「ふぐ」や「くえ」は、地域の名物料理としても人気で、これらをおもてなしの際やふるさと納税の返礼品としても多く利用されています。鮮度抜群な鮮魚は、朝市場で仕入れた後、早ければ1分でまな板に上がるというスピーディーさも魅力です。

地元愛にあふれるデザインとアイテム



新ブランドでは、商品デザインやロゴも一新され、地域の人々に親しみを持ってもらえるような工夫が施されています。また、商品に付いてくるリーフレットやオリジナルのてぬぐいも、特別な気持ちを込めたアイテムです。これらは、地域の海の恵みと歴史を反映し、吉勝の「吉」と「勝」には、幸運と元気の象徴が込められています。

これからの展望



吉勝は、北九州を拠点に、ただ魚を提供するだけでなく、地域の食文化を支える役割を果たすことに挑戦しています。新たに生まれた「吉のめし 勝のめし」の立ち上げを通じて、地域の人々に新鮮で健康的な魚を届けるだけでなく、その背後にある文化や歴史を知ってもらいたいと考えています。

「ハレの日」だけでなく「ケの日」でも、吉勝の魚を楽しむことで、日常の中に少しでも幸せを感じてもらえればという願いが込められています。これからも吉勝の挑戦から目が離せません。地域の美味しい魚の新しい物語が、ぜひ皆さんの食卓に彩りを添えますように。


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