福岡銀行本店での特別な建築体験
2026年10月3日、福岡銀行本店で特別な一日を過ごす「FAF建築文化祭」が開催されます。このイベントは、設立15周年を迎えたNPO法人福岡建築ファウンデーション(FAF)が主催しており、福岡の建築シーンにおける重要な位置を占めています。
FAFは市民に向けて建築の魅力を伝える活動を続けており、その功績が評価されて2026年には「福岡市民文化活動功労賞」を受賞しました。この文化祭は、その受賞を記念する意味も持ち、さらに豊かな建築文化を福岡に根付かせることを目指しています。
午前の建築ツアー
午前中には、特別な建築ツアー「福銀本店の秘密」が開催されます。このツアーでは、普段は立ち入ることのできない福岡銀行本店の内部を、FAFのメンバーが詳しく案内します。福岡銀行本店は、著名な建築家・黒川紀章の設計によって1975年に完成した、福岡を代表する建築のひとつです。
ツアーは10時と11時の2回実施され、各回定員は40名となっています。参加費は2,000円で、事前の申し込みが必要です。このツアーでは、設計者の意図や建物の歴史について深く学ぶことができ、建築愛好家はもちろん、一般の方々にも魅力的な体験となることでしょう。
午後の多様なプログラム
午後にはFFGホールにてさまざまなプログラムが用意されています。まず13時からは開会式が行われ、福岡国際音楽大学の演奏とともにスタートします。その後、建築史家の倉方俊輔氏による特別講演があり、福岡銀行本店の重要性や、黒川紀章の建築的な特徴について詳しく語られます。この講演は福岡の建築に対する知識を深める絶好の機会です。
さらに、14時50分からは「福岡が誇る建築50選」を振り返る建築写真鑑賞会が行われ、福岡の街に残る建築の魅力を視覚的に堪能できます。その後、15時45分からは「新・建築選」の発表が行われ、新たに選ばれた12作品についての紹介が行われる予定です。
音楽と建築の響き合い
最後に、17時10分からはジャズピアニストの木住野佳子氏によるリサイタルが開催されます。FFGホールはその音響空間の素晴らしさが評価されており、建築と音楽が相互に響き合う貴重な時間が期待されます。
この一日は、建築を「見る」「聴く」「語り合う」ことができる貴重な機会です。参加は無料なプログラムも多く、設立15周年を踏まえたFAFの活動を体感する機会として、ぜひとも足を運んでみてはいかがでしょうか。
申し込みはEOデジタルの公式サイトやPeatixなどで受け付けており、参加希望の方はお早めにお申し込みください。各プログラムの詳細や参加方法については、FAFの公式HPにてご確認いただけます。