TOTOの新工場始動
2025-05-27 09:45:34

TOTOが新たな挑戦!東陶(遼寧)工場が最新設備で生産開始

TOTO、東陶(遼寧)新工場の稼働開始



2025年5月21日、福岡県北九州市に本社を置くTOTO株式会社のグループ企業である東陶(遼寧)有限公司が新工場を稼働し、衛生陶器の生産を開始しました。この新しい工場は、中国大陸市場向けに高品質な腰掛便器を供給することを目的としており、最新技術を駆使した製造設備が整っています。

最新鋭の製造設備



東陶(遼寧)工場は、2023年3月に着工し、TOTOグループ初のローラーハースキルンを採用しています。この窯は、製品を回転させながら自動搬送する方式で、腰掛便器の生産効率とエネルギー効率を最大化するために設計されています。また、工場内では最新鋭の生産設備が整い、環境への配慮をしながら快適な製品作りが行われています。

さらに、東陶(福建)第2工場でも同様に先進的な生産設備が導入され、多種多様な衛生陶器を焼き上げることが可能です。これにより、中国市場での強いニーズに応えるべく、製品ラインの充実が図られています。

構造改革と生産体制の強化



TOTOの中国ビジネスは、急速な市場の変化に対応するために構造改革を行ってきました。2025年4月には、過去の工場での衛生陶器生産を停止し、2021年8月から稼働している東陶(福建)と新設の東陶(遼寧)の2拠点での生産体制に特化しています。この体制により、合計265万ピースにも及ぶ衛生陶器の年間生産能力を持つこととなります。

TOTOブランドの成り立ち



TOTOが中国市場に進出してから2025年で40年を迎えます。この間、地元政府や現地のパートナー企業と協力し、TOTOブランドを中国市場に根付かせてきました。これからもTOTOは、「きれいと快適・健康」「環境」の両立を目指した商品開発に邁進し、現地の人々に必要とされる企業としての地位を確立していきます。

エコフレンドリーな製造プロセス



新しい工場では、温室効果ガスの排出量を大幅に削減する最新の高断熱窯が導入されています。これにより、エネルギーロスを抑え、製品製造の温度管理も容易になっています。また、RO膜を使用した水資源の再利用システムも導入されており、生産に必要な水の消費を最小限に抑えています。

最後に



TOTOグループが誇る技術力と環境への配慮を兼ね備えた東陶(遼寧)工場の稼働は、中国市場における衛生陶器業界に新たな風を吹き込むことが期待されます。今後の展開に目が離せません。


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