福岡の未来を描く！『チャリチャリ』がシェアサイクル事業を拡大

福岡で人気のシェアサイクルサービス『チャリチャリ』を運営するチャリチャリ株式会社は、福岡市より2025年から2031年までの優先事業者として選定されたことを発表しました。このニュースは、地域の交通手段としてのシェアサイクルの役割が一層注目されることを意味しています。

シェアサイクルのさらなる展開

『チャリチャリ』は福岡市において、2018年からシェアサイクルの実証実験を開始し、2020年から本格的な事業運営を行ってきました。日常の移動手段や環境に優しい交通手段として、市民や来街者にとって重要な存在となっています。今後の事業計画には、エリアの拡大や、公共交通との連携、より安全で便利な利用環境の整備が含まれています。

特に注目すべきは、2025年9月に七隈線沿線（橋本、野芥）への新たなエリア拡大が予定されており、毎年1エリアを増やしていく計画が立てられています。今後ますます便利になるシェアサイクルの活用法に期待が寄せられます。

学生との対話イベント「地域共創ビジネスのリアルと展望」

この重要な計画の一環として、チャリチャリの社長、家本賢太郎氏は2025年5月30日に福岡市長の髙島宗一郎氏を表敬訪問し、事業計画の内容を説明しました。さらに、同日にFukuoka Growth Nextにて、学生向けの特別イベントを開催し、地域の未来を担う若い世代との対話の場を設けました。このイベントには40名の学生が参加し、チャリチャリのビジョンについての質疑応答が行われました。

イベントでは、家本氏がチャリチャリの歩みや未来のビジョンを語り、参加者たちが意見を交わすことで、シェアサイクルを通じたまちづくりの重要性を再認識させられました。地域の交通課題に対して、学生たちがどのように貢献できるのか、その可能性を探る貴重な機会となったことでしょう。

今後の展望

チャリチャリは、移動に関する課題に積極的に向き合いながら、福岡における新しい公共交通の実現を目指し、さらなる事業展開を行っていく意向を示しています。また、地域の皆さまとの共創により、より豊かで便利なまちづくりへと貢献する努力を続けていくとのことです。

利用可能エリアの拡大については、公式ウェブサイト等で随時情報提供される予定ですので、今後の展開から目が離せません。

チャリチャリの利用方法について

『チャリチャリ』は、スマートフォンアプリを使って簡単に利用できるシェアサイクルサービスです。赤い自転車を自由に利用できるそのスタイルは、福岡市内で3,300万回以上の利用実績を持つ人気サービスとなっています。利用料金も手頃で、1分あたり7円から利用可能です。

また、チャリチャリでは安全な自転車用ヘルメットも公式オンラインストアで販売しており、通勤や通学での使用を奨励しています。

このように、地域に根ざし、未来を見据えた活動を続けている『チャリチャリ』は、今後も福岡の交通手段として多くの人々に愛されることでしょう。