パパネッツが「リバースピッチ2025」で初登壇
2025年11月21日、福岡市で開催された「リバースピッチ2025」に、株式会社パパネッツが初めて参加しました。このイベントは、九州経済産業局や日本政策金融公庫、福岡証券取引所の主催により行われ、由緒ある多くの企業とともに新たなビジネスアイデアを模索する場として注目されています。
リバースピッチとは?
通常のピッチイベントでは、スタートアップ企業が自身のアイデアをスポンサー企業にプレゼンしますが、リバースピッチではスポンサー企業が自らのビジネス上の課題を提示し、スタートアップからの解決策を求める形式です。この新たな試みは、オープンイノベーションの一環として各地で広まっており、特に大手企業や自治体の参画が話題になっています。
パパネッツが目指すもの
パパネッツは、全国に展開する不動産管理会社であり、不動産の巡回や保守、清掃業務を手掛けています。業務効率の向上を目指して、デジタルトランスフォーメーション(DX)を推進し、不動産巡回管理システム「じゅん君」の開発を行っています。今回のリバースピッチへの登壇は、この「じゅん君」の更なる活用方法を探るための第一歩となります。
鈴木毅氏の提案
パパネッツの次長である鈴木毅氏が壇上に立ち、自社のビジョンについて話しました。彼は、不動産管理業務のデジタル化に向けた課題を明らかにし、具体的には「AIを活用した報告書作成支援」や「ドローンによる屋根点検システム」の構築に向けた技術支援を求めました。これにより、同社はより高品質な管理サービスを提供し、パートナーの業務効率化と顧客満足度の向上を図りたいとしています。
リバースピッチ2025の概要
開催日時は2025年11月21日の15:00から17:20まで、福岡証券取引所の大会議室にて行われました。主催者は九州経済産業局、日本政策金融公庫、中小企業事業、福岡証券取引所です。プログラムには、パパネッツの他、株式会社アイビスホールディングスや株式会社ヒューマンアジャストなども参加しました。
各企業がどのような課題を持ち、それに対する解決策をどのようにスタートアップに求めているのかを聞くことができ、参加者にとって新たなビジネスのヒントになる貴重な機会となりました。
パパネッツの将来性
パパネッツは、不動産関連企業の非コア業務を全国規模で担っており、パートナーや個人事業主とさまざまな協力関係を結ぶことで、生産性の向上を目指しています。今年2025年3月には福岡証券取引所のQ BOARDに上場し、さらなる成長を図る姿勢を見せています。今後もさらなる挑戦と革新が期待されます。
公式ウェブサイト:
パパネッツ