肉汁餃子のダンダダン、デジタル化の道へ
元祖肉汁餃子を提供する『肉汁餃子のダンダダン』が、全店舗で業務の効率化を目指しデジタルツール『BtoBプラットフォーム 規格書』と『メニューPlus』を導入した。これにより、信頼性の高い商品規格書の管理や、メニューのレシピ作成が一新されることになる。
様々な課題を抱えていたダンダダン
ダンダダンは、全国に138店舗を展開し、『街に永く愛される、粋で鯔背な店づくり』を理念に掲げていますが、過去の業務にはいくつかの課題が存在していました。特に、商品規格書を異なる形式で受け取ることが多く、アレルギーや原産国などの重要な情報の管理が煩雑でした。作業は時間がかかり、手作業での更新も常に求められていたため、業務の負担が大きくなっていました。
また、レシピ管理においても、多くの時間をExcelでの作成と店舗への共有に割かなければならず、業務の効率に影響を及ぼしていました。これらの問題を解決するために、デジタル化が必要とされていたのです。
デジタル化の期待される効果
この度導入される『BtoBプラットフォーム 規格書』では、商品規格書をデジタルで一元管理し、回収率や回収スピードの向上が期待されます。どの商品の規格書が提出済みであるか、一目でわかるため、効率的に業務を推進できます。アレルギー情報の管理も容易になり、これまでの手作業にかかる手間が減ることは、大きな利点です。
さらに、『メニューPlus』の活用により、仕入れ価格と連動した原価計算が実現できます。常に最新の原価を把握することが可能になり、エリアや店舗ごとのコストの差異も容易に確認できます。レシピや調理工程を写真や動画で共有することで、新人の教育もよりスムーズになり、全店舗で均一な品質を持つ料理を提供する体制が整います。
ご担当者様のコメント
ダンダダンのご担当者は「私たちは食材やアレルギー情報を正確に管理し、より安心してお食事を楽しんでいただける環境を整えます。デジタルの力を取り入れることで、安心と美味しさを追求し続ける」と語りました。これにより、顧客へのサービス向上が図られ、企業としても持続的な成長を目指す姿勢が示されています。
それぞれのサービスの概要
『BtoBプラットフォーム 規格書』は、商品規格書の情報をデジタル化し、外食や卸、メーカー間で総合的に管理できるクラウドサービスです。業界標準の統一フォーマットを用いることで、無駄な作業を排除し、業務の効率化が実現します。そして、『メニューPlus』はメニューのレシピ作成から管理・共有をデジタル化するサービスです。直感的に操作できるインターフェースは、業務の迅速化を助けます。
今後もダンダダンはデジタルの力を駆使して、お客様に安心・安全でおいしい料理を提供する取り組みを続けていくことでしょう。