留職で得た成長
2025-11-25 09:44:00

NTTドコモビジネス・木俣社員がNPOで成長する留職体験

企業の未来を築く、NTTドコモビジネス・木俣社員の挑戦



企業の人材育成と同時に社会課題解決を目指す新しい学びの形、留職を通じて人間成長戦略を実現するNTTドコモビジネス株式会社の木俣さん。この1年間、認定NPO法人SALASUSUと共に、カンボジアでの挑戦を続けています。彼の経験からは、異文化の中での成長、リーダーシップの再定義、そして社会貢献への情熱が垣間見えます。

クラウドファンディングへの挑戦



木俣さんがSALASUSUに加入してから、最初に取り組んだのはクラウドファンディングのプロジェクトでした。非営利団体において資金調達は生命線とも言える重要なタスクです。約2ヶ月間、プロジェクトリーダーとして活動し、魅力的なメッセージをどのように発信するか、試行錯誤を重ねました。

この経験の中で、木俣さんは自らの発信力の乏しさを痛感しました。日本とカンボジア、両国の文化や社会的意義の違いを感じつつ、求められる表現方法の確立に大きなチャレンジがありました。資金調達だけでなく、社会的意義をどう効果的に伝えるかが成功の鍵であることを、実体験を通じて理解しました。

異文化協働の実践



次なるステップとして木俣さんは、7月にカンボジアを訪れ、現地スタッフと共に20日間の活動を行いました。この時、彼は新たに組織が直面する運営基盤の構築というミッションに挑戦しました。カンボジア事務局のガバナンス強化を進める中で、リスク評価や業務効率の改善だけでなく、日々のスタッフ育成にも取り組むこととなりました。

この国際的な環境で木俣さんは、働き方や文化の違いに直面しながらも、共通のビジョン「SALASUSUをより良くしたい」という思いを共有し、多くのことを学びました。職場環境の柔軟性やダイバーシティの重要性を、感覚的に理解することができたそうです。彼のこの体験は、国境を越えた協力の力を再認識させるものでした。

NPOでの経験がもたらす成長



木俣さんは、SALASUSUでの活動を通じて企業との働き方の違いに気づくことができました。以前は大規模なチームをマネジメントすることが中心でしたが、今は限られたリソースの中でプロジェクトを動かし、実現するための戦略設計が迫られています。この新しい挑戦は、彼にとってかけがえのない経験となりました。

限られたリソースの中で成果を求めるだけでなく、持続可能なチームを育てることの重要性にも気づきました。特に「メンバーのやりたいこと」を尊重しつつ「SALASUSUの目的」をどのように結びつけられるかが、リーダーとしての役割を果たす鍵であると認識しています。

カンボジアのスタッフとの関わりの中で、木俣さんは自身の価値観がいかに狭いものであったかということを改めて認識しました。異なった文化の人々と共に目標を持ち、チームを動かす力をさらに磨いていきたいと語ります。

経験を通じて未来を見据えた志



初めは社会貢献への自分の役割が果たせるか不安でしたが、現地スタッフの教育に対する情熱と取り組む姿勢に触発され、挑戦意欲が高まりました。今後は、自らの経験を活かして企業の社会的な意義を発信し、社会課題の解決に貢献する事業モデルを策定していきたいと考えています。

NTTドコモビジネスの木俣さんの挑戦は、反響を呼び、企業とNPOの融合による新たな学びの形を示す好例となりました。彼の経験は、個人の成長だけでなく、企業全体の文化や価値観の向上にも寄与するでしょう。SALASUSUは、このような企業とNPOの連携をさらに拡大し、社会課題を解決する未来を共に描いていきたいと思っています。

SALASUSUのビジョン



特定非営利法人SALASUSUは、「Enjoy your life journey」をビジョンに掲げ、グローバルな教育改革を支援しています。カンボジアを拠点にした活動は、社会において誰もが教育の恩恵に預かれるよう取り組むことで、持続可能な未来へとつながる道筋を示しています。教育や国際協力に携わりたい方々は、是非私たちの活動にご注目いただき、共に未来を創り出す力となっていただければ幸いです。


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