梅雨の湿気対策!革製品を守るための収納方法を徹底研究
梅雨に入ると、あらゆるところで湿気が気になる季節になります。特に革製品や衣類にとって、この湿度の上昇は大敵です。福岡県大川市に本社を置く株式会社大川家具ドットコムは、梅雨時期に収納内で何が起きているのかを探るため実験を行いました。この実験では、さまざまな収納家具が湿度にどのように影響を与えるかを詳細に測定しています。
実験の背景
今年の6月初旬から中旬にかけて、同社は倉庫内で、収納家具6種類と外気の湿度を約2週間にわたり測定しました。この実験は、気候の安定した4月に行った先行実験を基に、梅雨の特性が反映される環境での再評価です。実際に使用した収納家具は、以下の通りです。
- - 総桐クローゼット
- - 総桐衣装ケース
- - アイクーリチェスト
- - プラ衣装ケース
- - 不織布衣装ケース
- - なごみチェスト
実験結果
湿度の測定結果
実験の結果、収納家具によって湿度の変化には大きな差が見られました。特に、以下の3つの収納物が良好な結果を示しています。
- - 不織布ケース、プラケース、外気:湿度が40%から80%と大きく変動。
- - 総桐クローゼット、アイクーリ、なごみチェスト:湿度は65%から75%で比較的安定。
その中でも、特に「なごみチェスト」は湿度の変動が少なく、常に安定した環境を保ちました。これが革製品や衣類の劣化を防ぐ一因となることがわかります。
温度の測定結果
温度に関しても、「なごみチェスト」が優れた結果を示し、変動が少ないことが確認されました。これは湿度の安定性に寄与していると言えるでしょう。
なごみチェストの秘密
「なごみチェスト」が湿度を安定させる理由は以下の3つです。
1.
密閉構造の引き出し:レールを使用しない構造で外気の侵入を抑えます。
2.
引き出しの桐無垢材:自然な調湿機能を持ち、空気中の湿気を調整します。
3.
脚付き構造:底面からの湿気を遮断し、空気の滞留を防ぎます。
さらに、密閉性が高いため、除湿剤を使うことで湿度管理も簡単に行え、より快適な環境を作り上げることが可能になります。
湿度管理の重要性
収納の湿度管理は見落とされがちですが、実は収納内部の品質に直接影響します。この調湿性能を備えた家具を利用することで、革製品や衣類、さらにはコレクションの状態を守ることができるのです。
今回の実験は、昔から伝わる「いい家具」の概念を裏付けるものとなりました。引き出しを締めることで他の引き出しが開くという言い伝えの真実が、今回の実験データからも証明されたのかもしれません。
最後に
湿度管理は私たちの生活環境に大きな影響を与える要素です。大川家具ドットコムは、見た目だけでなく、使用者の安心感まで考慮した家具づくりを続けています。目に見えない収納の内部環境が、日々の生活の質を左右すると信じています。
ぜひ、皆さんも湿度に気を付けて、快適な暮らしを実現してください。
お問い合わせ先
福岡県大川市郷原621
株式会社大川家具ドットコム
担当:堤 太陽
Email:
[email protected]
TEL: 0944-88-3889
販売サイト:
こちら
コーポレートサイト:
こちら