岩田産業グループが目指す新たな挑戦
福岡市に本社を構える岩田産業グループは、長年の食品卸売業の経験を元に、外食業界の新たなニーズに応えるための進化を遂げています。コロナ禍を経て、単なる商品供給から「顧客繁盛支援企業」へと理念をシフトし、持続可能な食のインフラを構築していくことを目指しています。
卸売業の変化する環境
外食産業を取り巻く環境は急速に変化しており、人手不足や原材料の高騰、そして消費行動の変化が大きな影響を与えています。これまでのように商品を仕入れるだけでは、飲食店の持続的な成長に寄与できないと岩田章正社長は認識しました。コロナ禍の経験を通じて、「繁盛をサポートする存在でなければならない」との思いが強くなり、新しい使命感が芽生えたのです。
顧客繁盛支援企業への進化
岩田産業グループは、九州・山口エリアにおいて約25,000軒の外食・中食事業者と取引し、5万品目を扱う地域密着型の食品卸売企業です。今後は、顧客の繁盛を支えるために、以下の施策を強化します。
1.
売上向上につながる商品提案
2.
デジタル化による業務効率化支援
3.
人手不足への対応策
4.
安定供給を実現する調達・物流体制の構築
これにより、顧客企業の成長を力強くサポートしていきます。
変革の背景にある危機感
この変革の背景には、コロナ禍で見えた二つの危機感があります。一つは「お客様が繁盛しない限り、自社の成長は望めない」という認識であり、もう一つは日本全体の食材供給の不安です。農業従事者の高齢化や就農人口の減少は、外食産業の持続可能性にも深刻な影響を与えています。
持続可能性と共創へのシフト
卸売業はこれまで「効率性」が求められてきましたが、これからは「持続可能性」と「共創」が重要だと岩田産業グループは考えています。川上から川下までをつなげる立場として、サプライチェーン全体の再構築を進めることが求められるのです。その一環として、農業支援アプリ「農How」の導入により、生産現場の課題に取り組むことで、安定した供給と地域課題への対処を同時に進めています。
CSV経営を目指す
社会課題の解決を通じて企業の成長を図るこの取り組みは、単なる社会貢献に留まりません。岩田産業グループは、CSV(共通価値の創造)経営を通じて競争力を高めることを目指しています。農業支援やサプライチェーン改革は、顧客に提供する価値を向上させ、企業の成長につながる戦略的な施策です。
未来への展望
岩田産業グループは、今後「顧客繁盛支援企業」として、多様な取り組みを積極的に発信し続けます。食品卸の枠を超え、地域、顧客、また生産者と共に持続可能な未来を創造する食のインフラ企業としての責任を果たしていく所存です。今後の展開に期待が寄せられています。
【会社概要】
- - 会社名:株式会社岩田産業グループホールディングス
- - 所在地:福岡県福岡市博多区
- - 事業内容:業務用食品卸売事業、酒類卸事業、青果卸事業、外食事業ほか
- - URL: 岩田産業グループ公式サイト