SNSに頼らないリアルな留学体験
近年、SNSの普及により、種々の留学体験がその楽しさや成功だけが切り取られ、実際の課題が見えづらくなっています。この現象に危機感を覚えた国際教育機関であるイー・エフ・エデュケーション・ファースト・ジャパン(EF)は、留学経験者との共同プロジェクトを始動しました。これにより、若者たちが直面する現実的な問題や不安に真正面から向き合い、より多くの人々に留学の本質を伝える試みに着手しています。
新プロジェクトの始動
EFは、現役留学生400名以上が運営する一般社団法人『みんなの留学部』と業務提携を結びました。提携の目的は、現実の留学体験を通じて若者に本音の情報を届けること。特に、留学中に遭遇する文化の違いやコミュニケーションの壁、孤独感といった実体験が語られ、SNSでは決して知ることのできないリアルな留学生活を共有します。プロジェクトの第一弾として開催された座談会では、アメリカやイギリス、カナダに留学した大学生や社会人が集まり、多様な意見が飛び交いました。
経験者の声
座談会では、留学における言語の壁、日常生活のトラブル、文化の違いについての具体的なエピソードを共有しました。若者たちは、これまで語られなかった困難や葛藤を率直に打ち明け、その結果、参加者全員が「困難も含めて、学びにつながる」という波長で合意しました。これにより、留学に対する先入観や不安を吹き飛ばす参考になるはずです。
座談会の様子は、YouTubeで公開されており、留学を検討している人々にリアルな視点を提供しています。詳細は
こちらからご覧ください。
定期的なイベント開催
今後、EFとみんなの留学部は合同イベントを定期的に開催し、留学に関するセミナーや準備ワークショップを通じて、さらなる情報提供を強化する予定です。このようなイベントでは、現役留学生や留学アドバイザーとの対話ができるため、留学に対する疑問や不安を直接解消することが可能です。特に、2026年度の留学を考えている方々には、毎月行われる「留学フェア」がオススメです。参加者は最新の情報を得るとともに、留学に向けた具体的なステップについて学ぶことができます。
その日程や詳細は、
こちらから確認できます。
EFの目指す未来
イー・エフ・エデュケーション・ファーストは、1965年に設立され、世界中で教育を通じた人々のつながりを支援することをミッションに掲げています。優れた語学教育を提供し、学生たちが新たな未知なる世界に飛び込むための一助となることが目標です。EFは、日本国内でも札幌から福岡まで、幅広く留学サポートを行っており、カウンセリングから帰国後のキャリア形成まで、一貫した体制で支援しています。これにより、安心して留学に臨むことができる環境を整えています。
現今の若者にとって、SNSは情報源でありながら、実体験とは異なる世界を描くことがあります。EFとみんなの留学部が手を組むことで、不安や疑問を解消し、さらに多くの人が「リアルな留学」に挑戦できることを願っています。このプロジェクトは、若者に新たな扉を開くきっかけとなることでしょう。