LOGIQ株式会社の増資と新たな成長戦略
沖縄県那覇市に本社を置くLOGIQ株式会社が、2025年6月5日に資本金を990万円から3,000万円へ増資した。この増資は、同社が創業第2期における公共案件への本格参入と成長を見据えた戦略的な強化を目的としている。LOGIQは、オープンソースソフトウェア(OSS)技術を基盤としたITインフラの移行や設計、ツール開発、保守サービスを提供しており、特定のベンダーに依存しない中立的な立場を貫いている。
技術力と国際展開
LOGIQの創業者をはじめとする全メンバーは、以前Oracle Corporationの部門でOSSに関する開発と技術支援に従事していた経験を持つ。2024年の設立からわずか1年で、国内の大手企業との取引を実現したのは、彼らの技術力が背景にある。特に、ソースコードレベルで問題を分析し解決する能力が高く評価された。
また、LOGIQは国を越えた協力体制を持ち、沖縄、香港、エジプトの法人間で「Follow the Sun」モデルを採用している。これは、世界中の異なるタイムゾーンを利用して24時間体制の支援を提供するというもので、顧客に対する迅速かつ効率的な対応が可能となっている。
今後のビジョン
今回の増資によってLOGIQはOSS技術支援体制をさらに強化し、持続可能なITインフラを実現する中立的なパートナーとして、国内外のエンタープライズや公共機関からの信頼に応えていく方針だ。これにより、顧客はベンダーロックインからの確実な解放を享受できるだろう。
会社の概要としては、LOGIQはサポートを提供する国内拠点を東京、名古屋、大阪、福岡に設置しており、国際的には香港とエジプトに法人を持つ。これは、アジア太平洋(APAC)および中東・北アフリカ(EMEA)地域におけるグローバル展開を強化するための重要なステップである。
まとめ
LOGIQ株式会社の増資は、彼らのビジョンであるOSS技術を活用したITインフラの中立的な移行支援の実現に向けた重要な一歩だ。今後の公共案件への参入とともに、顧客への高品質なサービス提供が期待されており、国内外の市場での競争力をさらに高めることが予測される。
詳しい情報は公式ウェブサイト
LOGIQをご覧ください。直接の問い合わせは広報担当者(Email:
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