福岡チャリティーコンサート - ドクターヘリの実情を知る特別対談
福岡でのチャリティーコンサートが、6月7日(土)にアクロス福岡のイベントホールで開催されます。このイベントでは特別ゲストとして、ドラマ『コード・ブルー』の監修を行った現役のフライトドクター本村友一先生が登壇します。彼の実体験を通じて、ドクターヘリがもたらす医療現場の裏側や、その使命に迫ります。
チャリティーの意義とプログラム内容
このコンサートは、4月に長崎県壱岐島沖で発生した医療搬送用ヘリの事故による追悼の意を込めて 개최されます。事故によって亡くなった方々への哀悼はもちろん、ドクターヘリの重要性や地域医療の現状について多くの人々に認識してもらうことを目的としています。
開会の辞と特別対談
イベントは、TCB東京中央美容外科の理事長である寺西宏王医師の挨拶からスタートし、その後、現役フライトドクターや元ドクタードクター、美容外科医による特別対談が行われます。この対談では、ドクターヘリがどのように医療環境に貢献しているかや、患者の命を救うための覚悟について語られます。
コンサートの目玉
対談の後は、元フライトドクターでありピアニストでもある松村圭祐医師のピアノ演奏が披露されます。演奏は、命の儚さや希望をテーマにした数曲で構成され、心を癒すメロディーが特徴です。
コンサートの収益はドクターヘリ関係先へ寄付され、さらなる医療支援の一環として続けられます。
ドクターヘリの実情
ドクターヘリは、2008年にフジテレビのドラマ『コード・ブルー』によって一般にも広く知られるようになりましたが、その存在には意外と知られていない裏話があります。
ドクターヘリの運用が開始された当初、導入されている都道府県は全体の1/3程度でしたが、現在では全都道府県に広がりました。震災や大規模災害時には247の境を越えた活用が行われ、地域医療にとってなくてはならない存在となっています。特に、離島や山間部では救急搬送が陸路では難しいケースが多く、ドクターヘリの役割はここで重要です。
本村友一先生のご紹介
本村友一先生は、日本医科大学千葉北総病院の救命救急センターにおいて多くの経験を積んできたフライトドクターです。彼は専門医としてだけでなく、教員や地域のDMATの一員としても活動を行っており、医療環境改善に特化している専門家です。
一方で、松村圭祐医師も元フライトドクターとして、救命の場面で数多くの患者と向き合い、美容外科医としても活躍しています。彼の医療と音楽への情熱が融合した演奏は、心に響くものがあります。
参加の際の注意事項
参加をご希望の方は、事前に公式サイトよりチケットを購入する必要があります。乳幼児は大人1名につき1名まで無償で入場可能ですが、事前の予約が必要です。
舞台裏で活躍する医療従事者への感謝の気持ちをもって、当日は多くの方々が一緒にこの特別な日を共有できることを願っています。
詳しくは、
公式サイトをご覧ください。