高齢者向けアプリ「凄いTodo」の開発秘話とその目的

Foodmenu.world株式会社によるアプリシリーズは、シニア世代に特化した便利なツールを提供しています。今月の注目は、新たにリリースされた「凄いTodo」。これは、あくまでシニア向けのやることリストとして開発されるはずでしたが、開発者のこだわりから普通のアプリとして誕生しました。その背後にある思いや過程について、詳しく掘り下げてみましょう。

シニア世代に寄り添うアプリシリーズの誕生

「シニアメモ」や「シニア電卓」、「シニア日記」など、すでにリリースされているシニア向けアプリ群は、弱視やスマートフォン操作に不安を感じる高齢者に向けて作られました。開発にあたっては、特に文字の大きさやシンプルな操作感に目を向けており、結果的には年齢問わず多くのユーザーから支持を受けています。

「凄いTodo」がもたらす新たな可能性

この「凄いTodo」は、他のアプリとどう違うのか。実際に開発を進める中で、開発者はシンプルさと便利さ、両方を追求しました。最初はあくまで箇条書きでメモを取るアプリになる予定でしたが、高齢者の日常生活における細かなニーズに応えるため、機能が複雑化してしまったのです。

機能の追加による進化

例えば、病院に行くことをタスクとして登録する場合、住所や医者の名前、さらには聞きたいことなども一緒に記載したいことが多いでしょう。そうした要望に応え、注釈を付けられる機能やサブタスク管理機能など、様々な機能が追加されました。実際には、タスクリストの中で、これまでのアプリにはなかった新たな視点からの機能が付加されています。

開発者の葛藤

開発者自身もこの形になったことに戸惑いを感じています。「シンプル」という目指していた定義から外れてしまったのではないか、という自問自答は続きました。しかしながら、機能を充実させることで、より使いやすいものに仕上がったという自信も。そして、最終的に「凄いTodo」という名前を選んだのは、そこに込めた思いの表れです。