震災がもたらした試練と憩いの場
1995年1月、家族でうどん店を運営していた私たちが迎えたのは、念願の自宅兼店舗ビルの完成の日でした。喜びに包まれながらこの瞬間を迎えていましたが、翌日に阪神淡路大震災が発生し、すべてが一変しました。
長田の街は devastation にあふれ、私たちの夢は一夜にして崩れ去ってしまいました。新しいビルは焼傷を負い、最も喜んでいた義母は倒壊した自宅の下敷きになり命を落としてしまったのです。絶望の中、私たちの貯金は尽き、電気、ガス、水道はすべて止まってしまいました。2人の子供を抱えた私たちは途方に暮れるしかありませんでした。
認知症をめぐる挑戦
そんな中、義母を失ったショックによって義父に認知症の症状が現れ始めました。彼を安心させるために、毎日体をさすりながら昔話をしました。その際、目に入ったのが、彼の禿げた頭でした。「もし毛が生えれば、認知症も治るかもしれない」と盲目的に思い込み、育毛剤の実験を始めることにしました。それでも、義父は育毛剤の効果を見ることなく亡くなってしまいました。
歯周病との戦い
さらに、義父の看病で受けたストレスによって、なんと私は40歳で重度の歯周病と診断され、入れ歯の提案を受けました。幼少期から虫歯のない健康な歯が自慢だった私には受け入れ難いことでした。失ったものを取り戻すために、自らの歯を育毛剤の失敗作で試すことにしたのです。すると、驚くべきことが起こりました。腫れ続けていた歯茎が次第に落ち着いていったのです。
知られざる成分の発見
ある日、仏壇に供えていたコウヤマキのエキスを試してみたところ、意外な変化が見られました。強い刺激を感じながらも、腫れが収まる実感に驚きました。この経験を経て、大学での実験を経て、歯周病菌に対する抗菌効果が確認され、「デンタアプローチ」という製品が誕生することとなるのです。
自分の人生を投影した商品
私たちの生活に寄り添うこの商品は、ただの製品ではありません。
商品の誕生には、震災や家族にまつわる想いが絡まっています。デンタアプローチの開発は私の人生そのものです。成功と失敗、そして喪失を通じて、強くなった私がこの商品を生み出しました。私の人生の残りの部分をこの商品に託すことで、商品を通じて家族やお客様のために尽力したいと考えています。
遺言動画に込めた思い
最後に、私は遺言動画を通じて、自分の人生の軌跡や商品への熱い思いを伝えることを選びました。これは単なる終活ではなく、未来を見据えた希望でもあるのです。この動画が、「デンタアプローチ」を知るきっかけになることを願っています。
デンタアプローチは、歯茎ケアに特化した歯磨きジェルです。使うことで生まれる心のつながりを重視し、ぜひ皆さんにもその思いを感じていただきたいと思っています。権威ある施設で検証を重ね、こだわりの成分で作られた彼の歴史を、皆さんの日常に取り入れてみてください。