大森屋がFSSC22000を取得した背景と意義
株式会社大森屋は、関西作業所(兵庫県西宮市)と広川工場(福岡県八女郡広川町)で、国際規格である食品安全マネジメントシステム「FSSC22000」を取得したことを発表しました。これにより、同社は消費者に対してより高品質で安全な食品の提供を継続するとしています。
1. 大森屋とは
1927年に創業し、95年以上の歴史を持つ大森屋は、海苔やふりかけ、お茶漬け、スープなどの製品を製造・販売している企業です。また、飲食店の経営にも乗り出しており、食文化の向上に貢献している会社です。品質重視を掲げ、消費者目線の製品づくりを行っています。
2. FSSC22000について
「FSSC22000」とは、「Food Safety System Certification 22000」の略称で、オランダのFSSC財団によって開発された、食品関連の安全規格です。この認証は、国際食品安全イニシアチブ(GFSI)に承認されており、HACCPやISO9001の手法を基にした、高度な食品安全管理のシステムを定義しています。これによって、食品事故や毒物混入などのリスクを大幅に軽減することが期待されています。
3. 取得の背景と目的
大森屋の経営理念は、消費者の視点を大切にすることにあります。「安全で高品質な食品を提供する」という姿勢は、食品業界において非常に重要とされています。FSSC22000の取得は、これらの理念を具現化し、消費者に対する信頼をさらに深めるための重要な一歩といえるでしょう。
4. 認証取得日・範囲
- - 関西作業所: 2025年8月6日取得、焼海苔の製造を行います。
- - 広川工場: 2025年9月12日取得、焼海苔と味付海苔の製造に携わります。
これらの取得によって、大森屋は製品の安全性をより一層確保し、消費者の生活に寄与することを目指します。
5. 今後の展望
FSSC22000の取得は、大森屋が今後も変わらず高品質で安全な食品を提供し続けることを示すものです。新しい価値の創造を追求し、日本の食文化を尊重する姿勢は、全社を挙げて取り組まれ続けます。今後も大森屋の製品が愛される理由になることでしょう。
6. 会社概要
- - 商号: 株式会社 大森屋
- - 代表者: 代表取締役社長 稲野達郎
- - 所在地: 〒554-0012 大阪府大阪市此花区西九条1-1-60
- - 創業: 1927年4月
- - 設立: 1955年3月
- - 事業内容: 海苔、ふりかけ、お茶漬け、スープ等の製造・販売/飲食店の経営
- - 資本金: 8億1,434万円
- - URL: 大森屋公式ウェブサイト
7. お問い合わせ先
株式会社大森屋
営業企画部 植田
このように、大森屋は近年ますます高まる食品安全基準に対して積極的に取り組み、消費者に信頼される企業としての地位を確立していくでしょう。安心・安全な食品を求める声が高まる中、これからも期待が寄せられます。