新会計基準対応強化
2025-10-03 09:55:52

いい生活とマルチブックが協力、2027年新会計基準対応を強化

いい生活とマルチブックの協業



不動産業界における新リース会計基準が、2027年4月1日以降の事業年度から強制適用されることが決定しています。この新基準の導入に伴い、サブリース契約がすべてオンバランス処理されることが求められ、正確かつ迅速な会計処理を可能にするソリューションが急務とされています。そんな中、株式会社いい生活と株式会社マルチブックが協力し、このニーズに応えるプロジェクトが始まります。

新リース会計基準への対応



新しい会計基準では、契約データの処理をより効果的に行う必要があります。企業はこの新基準にマッチした会計システムを導入しなければならず、それに向けた取り組みが求められています。いい生活はこの新基準にいち早く対応するために、マルチブックと販売仲介契約を結び、協業を開始することを発表しました。

マルチブックとは



マルチブックは、グローバルクラウドERPであり、12カ国語、多通貨、複数帳簿の対応が可能です。多様な業界での実績があり、上場・非上場問わず、35カ国にわたる600以上の企業で導入されています。主な機能として、会計やロジスティクス、固定資産管理などを提供し、企業のグローバル展開を支援しています。このシステムは、新リース会計基準にも対応しており、企業にとって非常に有用です。

協業の具体的内容



今回の協業において、いい生活が保持するサブリース契約情報をマルチブックのシステムに統合します。これにより、リース資産管理機能を用いて、新基準に準拠した仕訳を自動で生成することが可能になります。データの取り込みから仕訳生成、会計システムへの連携まで、一連のプロセスをスムーズに行なうことが可能です。現在はトライアルフェーズが進行中で、問題なくデータの連携検証が完了しています。

今後の展望



いい生活は、さらなる効率化と正確性を求めて、今回は「いい生活賃貸管理クラウド」をマルチブックと連携させた新たなソリューションの構築を目指します。この取り組みによって、ユーザー企業は複雑な新基準への移行を容易にし、会計業務をより効率的に進めることができます。両社は今後、協業セミナーや販促活動を通じて、さらに連携を強めていく予定です。

理解が進むことで、さまざまな企業がこの新しい基準に即した会計処理にスムーズに移行できるようになるでしょう。いい生活とマルチブックの連携は、不動産業界の会計業務を革新し、登場する新しいソリューションが業界全体の更なる進化を促すことに期待が寄せられています。


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