HelpTechが「九州IPO挑戦隊」第17期生に、地域発のIPO支援を本格化

HelpTechが「九州IPO挑戦隊」第17期生に加入

福岡を拠点とするHelpTech株式会社が、「九州IPO挑戦隊」の第17期生としての承認を受けたことは、多くの期待を集めています。このプログラムは、地域の中小企業やベンチャー企業が新規株式公開（IPO）を果たすための支援を行うもので、HelpTechはその一員として、さらなる成長を目指します。

HelpTechの成り立ちと理念

HelpTechは、「挑戦する人たちの一番の理解者である」という理念を基に、リスキリング支援事業や補助金・助成金を活用したコンサルティングを主力としています。設立以来、企業および個人の持続的な成長を支える活動を行い、官民連携のリスキリング支援では、2025年には支援先の月間収益1億円を見込むなど、急速な成果を上げてきました。

この度の「九州IPO挑戦隊」への加入は、HelpTechにとってIPOを実現させるための重要な一歩となり、経営体制の強化や事業計画の高度化を進める機会です。専門知識を深めることで内部統制システムの整備やコーポレート・ガバナンスの向上を図り、企業価値の最大化を目指しています。

「九州IPO挑戦隊」ってどんなプログラム？

「九州IPO挑戦隊」は2009年に発足し、福岡証券取引所や県の支援機関が協力して運営されています。このプログラムは、未上場の企業に対して経営管理や事業計画の整備、さらには監査法人による予備調査までをサポートしており、これまでに73社が参加し、5社が実際に上場を果たしています。

参加企業には、IPO準備に必要な知識を学ぶセミナーや、専門家による個別指導が提供されており、その実績からも多くの注目を集めています。

高橋代表のコメント

HelpTechの代表取締役、高橋延明氏は、「九州IPO挑戦隊」の一員になることは光栄であると語り、自社のミッションである挑戦者への理解者であることを体現し、組織一丸となってIPOへの道を歩むと意気込みを示しています。このプログラムを通じての学びを通じ、会社としての成長だけでなく、地域経済への貢献も目指していく意向を表明しました。

今後のビジョン

HelpTechは、地域課題の解決に貢献するビジネスモデルの開発や、地方企業のデジタルトランスフォーメーション（DX）、リスキリングを通じた競争力の強化を目指します。

また、助成金を活用した支援だけでなく、IPOを目指す企業への「IPOサポーター」としての役割も果たし、福岡・九州を拠点にしたイノベーションのモデルを構築していく予定です。

地域発の成功事例を増やすことで、HelpTechは自社と顧客の両方の成長を実現し、九州から日本、そして世界へと羽ばたく企業を輩出することを目指しています。

HelpTech株式会社の取り組みは、地域の中小企業にとって大きな希望となるでしょう。彼らの志意的な目標を応援し、九州のさらなる発展につながることを期待しましょう。