空間拡張ビデオポータル「tonari」で革新するEFの働き方とコミュニケーション

EFの新しい働き方

出社以上の一体感を実現する仕組み

国際教育機関イー・エフ・エデュケーション・ファースト（EF）は、グローバルな学びを実現するために「tonari」という空間拡張ビデオポータルを導入しました。このシステムは、物理的な距離を感じさせない環境を提供し、従業員同士がまるで同じ空間にいるかのような感覚で仕事をすることが可能です。この背景には、リモートワークの普及によってコミュニケーションの質が薄れてしまったという課題があります。

tonariの導入による変化

11月26日の「いいチームの日」にあたり、EFはtonari導入後の効果を報告しました。心理的な距離が縮まり、業務の進行がスムーズになったと多くの社員が実感しています。これによって、業務の中でも雑談が生まれやすく、コミュニケーションの質が向上しました。「留学は人と直接関わることで初めて得られる学びがある」と語るEFの杉江美紀枝マネージャーは、家庭との両立を考えた場合でも、tonariの導入によって心理的な距離を感じない環境が整ったと話しています。

コミュニケーションの新しいスタイル

tonariは、床から天井までの大型スクリーンと高精度な音響を活用し、ほぼタイムラグのない常時接続を実現しています。この機能により、オンラインでは難しい表情や息遣いまで共有でき、相手の状況を自然に把握しやすくなりました。こうした環境下では、ビジネスの会話も自然に始まり、従来のように形式ばった会議を設定しなくても、気軽に相談ができるようになっています。

雑談の重要性

リモート環境では、雑談が減少してしまうことが多いですが、tonariが提供する環境では自然な雑談が生まれやすく、チームとしての一体感を取り戻す助けとなっています。社員たちは「相手の状況が見えやすくなった」と一致しており、これは会社全体のモチベーション向上にもつながっています。

EFの教育理念との相乗効果

EFが大切にしている「本物の体験」の価値は、単なる業務を超えています。留学プログラムを通じて人々が異文化での関わりを学ぶように、tonariも人間らしいコミュニケーションを支えるための重要な要素となっています。EFの代表である伊東グローニング七菜氏は「私たちは、直接出会い、つながることの重要性を信じています」と語っています。