八女市が大阪・関西万博に出展!
福岡県八女市は、2025年に開催される大阪・関西万博にて、内閣府地方創生推進事務局が主催する「地方創生SDGsフェス」に出店します。市長の簑原悠太朗氏が代表する八女市では、地域ブランドである八女茶を中心に、「八女伝統本玉露」を五感で楽しむ体験型展示を通じてその魅力を全国に発信します。
出展概要
本フェスは、2025年5月28日(水)から6月1日(日)にかけて、大阪の夢洲内で開催される大阪・関西万博の一環として行われます。全国の自治体が参加する中、八女市のブースでは「究極のお茶で八女市の魅力を高める」をテーマに、日本茶の最高峰である八女伝統本玉露の素晴らしさを紹介します。
地域の課題と出展の狙い
八女市は、600年の歴史を持つ八女茶の生産地として知られていますが、最近では茶の価格下落や後継者不足といった課題が浮上しています。このため、八女市は八女茶のブランドイメージを確立するため、高級ホテルやレストランでの採用、体験型イベントの開催など、様々なブランディング戦略に取り組んでいます。目指すのは「世界最高のお茶」としての八女茶の認知度向上と、その販路開拓です。
ブースデザインの魅力
ブースデザインは、桃鉄の世界を模しており、八女の茶畑やお茶の質の高さをシンプルなラインと落ち着いた色合いで表現しています。高級感と親しみやすさの両方を大切にし、特に海外の来場者に理解されやすいように、グラスでの試飲体験を提案するなど、現代的なお茶文化を体現しています。
体験型展示内容
高級感のある空間演出
ブース内は「八女中央大茶園」をイメージした装飾で来場者を引き込みます。
八女茶の歴史と価値の紹介
分かりやすいパネルや映像コンテンツを用いた展示で、八女茶の600年にわたる歴史や特性、効能について学ぶことができます。
五感で味わう八女茶体験
- - 美味しい八女茶の試飲が楽しめます。
- - 最高級の八女伝統本玉露やボトリングティー「YAME」の販売。
- - 茶の木や茶葉の実物展示により、八女茶をより深く理解できる体験が可能です。
SDGsに基づく活動の一環
この出展は、SDGs(持続可能な開発目標)の理念に基づくものであり、持続可能な地域づくりを目指す取り組みの一環として位置づけられています。八女市は、このSDGs推進活動に積極的に参加しています。
中学生によるPR活動
さらに、八女市では、市内中学生を対象に「スーパースクール事業」として、PR活動を展開します。中学生たちが大阪での展示ブースでのプロモーション支援やフィールドワークを行いながら、八女の魅力を広める役割を担います。活動日は2025年5月31日(土)で、市内中学校の1〜3年生が参加予定です。
お問い合わせ先
八女市役所 企画政策課
関西万博での八女市の魅力を体感し、八女茶の素晴らしさを共に味わいましょう!