北九州名物「鯖のぬか炊き」が大阪・関西万博で楽しめる!
2023年、大阪・関西万博の開幕に合わせて、北九州市の伝統料理である「鯖のぬか炊き」が特別なおにぎりとして登場します。このおにぎりは、大阪のイベント会場であるORA外食パビリオン『宴~UTAGE~』に出店中の「ONIGIRI WOW!」で提供されます。ここでは、九州・沖縄エリアを代表する4品の中でも特に注目を集めており、北九州の郷土料理を広く発信する場としても重要な役割を果たしています。
鯖のぬか炊きとは?
「鯖のぬか炊き」とは、青魚である鯖をぬか床でじっくり炊き込んだ郷土料理です。この料理は旧豊前国の地域を中心に受け継がれており、全国的にも珍しい調理方法として知られています。ぬか床の発酵効果により、鯖の旨味が一層引き立っており、独特の風味が特徴です。地元の人々にとっては、昔からの味として親しまれてきた一品なのです。
ONIGIRI WOW!について
万博会場の「ONIGIRI WOW!」では、象印が誇る最新の炊飯ジャー「炎舞炊き」を使用し、ふっくらとしたごはんを使ったおにぎりが提供されています。このお店では、常時販売している4種類のおにぎりに加え、期間限定メニューも用意されており、毎月新たなテーマのもとで新たなおにぎりが登場します。現在は、九州・沖縄エリアの伝統的な味を代表する「鯖のぬか炊きおにぎり」を販売中で、10月13日まで味わうことができます。
有限会社宇佐美の魅力
「鯖のぬか炊き」を提供するのは、北九州市小倉北区の旦過市場に位置する「百年床 宇佐美商店」です。この老舗は、100年以上の歴史を誇り、地域の風味を伝えるぬか炊きやぬか漬けに力を入れています。宇佐美商店は、厳選した素材を用いて、料理の持つ本来の旨味を引き出すことにこだわり、現代の食文化に合わせた新しい商品開発にも挑戦しています。観光で訪れる方々や地元の人々に広く支持されている、北九州の味です。
万博後も楽しめる「ぬか炊き」
万博の楽しみを体験した後は、ぜひ本場北九州に足を運んで「鯖のぬか炊き」を味わってみてください。小倉駅周辺には、「ぬか炊きを食べる」または「買う」ことができる店舗が点在しています。北九州市が提供する「小倉ぬか炊きマップ」には、各店舗の情報やぬか炊きの歴史、さらには楽しみ方に関する豆知識も含まれています。地元の文化に触れながら、本物の美味しさを堪能する絶好の機会です。北九州を訪れる際は、このマップを参考にして、歴史ある「鯖のぬか炊き」をぜひお召し上がりください。