倉庫・物流市場
2025-05-01 17:59:47

CRE、最新倉庫・物流不動産市場動向レポートを発行!

CRE、倉庫・物流不動産市場レポート発行



株式会社シーアールイー(CRE)はこの度、「倉庫・物流不動産 マーケットレポート(β版)Ver. 202503」を発行しました。このレポートでは、日本国内の主要な四つのエリア、すなわち首都圏、関西圏、中部圏、そして九州圏の倉庫市場の動向を網羅的に分析しています。

大型倉庫市場の状況



首都圏の現状


首都圏では、大型賃貸倉庫に対する需要が旺盛である一方、供給がそれを上回る状況が続いています。その結果、空室率は10.58%と増加傾向にあり、前四半期比で1.44ポイントの上昇を示しています。この状況は物流業界にとっては一つの課題となり得るでしょう。

関西圏の傾向


関西圏も同様に、過去最大級の供給がある中で需要は維持されています。しかし、こちらも空室率は4.46%に上昇し、前四半期比で0.78ポイントの増加となっています。供給過剰が影響を及ぼしています。

中部圏の動き


中部圏については、これまで継続していた需要が一時的に下降。多くの倉庫が稼働しているにもかかわらず、空室率は14.63%まで上昇。前四半期比で1.09ポイントの増加が確認されました。

九州圏の状況


一方、九州圏では逆に総需要は減少傾向にあるものの、既存および新規の倉庫が順調に消化されています。その結果、空室率は5.09%まで減少し、わずかに前四半期比0.19ポイントの改善を見せています。

中小型倉庫のトレンド



首都圏の動向


中小型倉庫(三千坪未満)の空室率も、首都圏で増えており、現在は2.16%と前四半期比で0.72ポイント増加しています。退去が新たな契約を上回る形で進んでいるためです。

今後の展望



CREは今後も四半期ごとに市場動向をまとめ、各エリアの詳細なレポートを発行する予定です。データには約1,300物件、約48万坪のマスターリース物件の情報が含まれており、賃貸中小型倉庫に関するデータも提供しています。このような情報は、倉庫の賃貸を考える企業や投資家にとって貴重な指標となります。

このマーケットレポートは、会員登録(無料)を行うことでダウンロード可能です。興味のある方は、ぜひCREの公式サイトをご覧ください。

株式会社シーアールイーについて



CREは物流不動産を専門に約1,600物件、196万坪という広大な不動産管理を行っています。60年以上の業歴を持つ同社は、倉庫の開発からテナントリーシング、アセットマネジメントまで幅広く対応。今後も全国の物流ニーズに合致した施設開発に積極的に取り組んでいく方針です。詳細な情報はCREのコーポレートサイトをご確認ください。


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