福岡で木造見学会
2025-12-01 16:23:25

新しい木造建築モデルが福岡で初披露!SE構法見学会開催決定

福岡初!「SE構法」による全階木造5階建ての実現



株式会社エヌ・シー・エヌが、福岡県福岡市に建設中の新しい木造建築物、「(仮称)上川端ビル」の構造見学会を開催することを発表しました。この見学会は2025年の12月19日(金)及び20日(土)に行われ、特に注目すべきは、このビルが「SE構法」で設計された全階木造の5階建てであることです。これは、脱炭素社会の実現を目指す中での新たな建築モデルとして期待されています。

SE構法とは?



「SE構法」とは、エヌ・シー・エヌ独自の木造建築システムで、鉄骨造やRC造のラーメン構法を木造に取り入れたものです。この構法は、耐震性に優れ、これまで難しいとされていた中大規模木造建築を実現するために開発されました。今回の上川端ビルは、その技術革新が活かされるプロジェクトとして注目されています。

見学会の内容



見学会は3つのパターンで実施されます。まず、専門家による解説付きの構造見学会、次に自由見学会、そしてインターネットを利用したライブ中継によるオンライン見学会です。これらの形式により、参加者は多様な角度から建物を観察し、理解を深めることができます。特に、解説付きの見学会では、具体的な技術や施工方法についての詳しい説明が受けられるため、建築業界に関心のある方には見逃せない内容となるでしょう。

環境への配慮



このビルでは、約100立方メートルの木材が使用され、建物全体で約50トンの二酸化炭素を貯蔵することで、脱炭素への貢献が期待されています。森林資源を活用した環境に優しい設計は、スマートライフサイクルの実現に向けた一環となるでしょう。これにより、都市部における木造建築の普及促進にも寄与します。

地域の歴史と現在



建設地である博多区上川端町は、かつての貿易港として繁栄を誇る地域です。その歴史的背景を受け継ぎながらも、今では商業と伝統文化が共存する活気あるエリアに成長しています。最近では天神再開発の影響もあり、さらなる経済発展が進んでいます。このプロジェクトは、そのような新たな時代に合った持続可能な建築物として意義深いものです。

見学会参加方法



参加は無料で事前申し込みが必要です。解説付き現地構造見学会は各回20名、自由見学会の午前及び午後はそれぞれ20名と10名の定員があります。特にオンライン見学会は500名まで参加可能ですので、多くの方にご覧いただけるチャンスです。

参加申し込みは各日程に応じた専用URLからアクセスすることで可能です。この機会に新しい木造建築の可能性を直に体感してみてはいかがでしょうか。

結論



エヌ・シー・エヌが手掛ける「上川端ビル」は、木造建築に対する新しいアプローチを示す重要なプロジェクトです。参加者は見学を通じて、この革新技術がもたらす未来の可能性を感じることができるでしょう。持続可能な社会の実現に貢献するこの見学会、皆さんのご参加をお待ちしています。


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