ミスミがロジ賞受賞
2025-08-05 12:02:26

ミスミグループがロジスティクス大賞を受賞!D-JITサービスの革新性に注目

ミスミグループがロジスティクス大賞を受賞



2025年8月5日、株式会社ミスミグループ本社は、公益社団法人日本ロジスティクスシステム協会(JILS)が選出する2025年度のロジスティクス大賞で準大賞を受賞しました。この賞は、ロジスティクスの推進において顕著な成果を上げた企業を表彰するもので、今年で42回目を迎えます。

D-JITサービスの革新



ミスミが展開するD-JIT(ディージット)は、機械部品の大量注文向けに、ECサイトを通じて納期や価格を即時に表示する斬新なサービスです。受賞理由として、特に「機械部品業界のサプライチェーンの在庫可視化」と「ロジスティクスの最適化」が挙げられます。D-JITを通じて、国内外の500社以上からのサプライヤー在庫を統合し、その在庫量は約8倍にまで増加しました。これにより、商品供給能力も向上し、多くの企業にとって重要な問題である納期遵守率の改善に寄与しています。

受賞の流れと選考



ロジスティクス大賞は、創造性や成果度、経営革新度などの観点から厳正に審査されます。今年度はミスミを含む4団体がその栄誉を受け、2025年10月17日に開催される「ロジスティクス全国大会2025」にて受賞記念講演が行われる予定です。このことからも、ミスミの業界における影響力が際立っていることが確認できます。

サプライヤーとのリアルタイム連携



受賞の理由の一つに、サプライヤーの在庫状況や受発注の情報をリアルタイムで統合管理できる点が挙げられます。これにより、短期間で納期を遵守し、リードタイムを大幅に短縮することができました。さらに、業界の要望に応える形で、ミスミは自社の改革にとどまらず、パートナー企業全体に対しても物流改革を進め、調達から生産までの一貫した最適化を目指しています。

データドリブン経営の進展



また、ミスミではAI予測や動態データの活用など、データドリブン経営の実現に向けた取り組みも進めています。これにより、物流の価値を再定義し、ものづくり基盤としての役割を強化しています。

D-JITの実績



D-JITは、国内外600社を超えるサプライヤー在庫と工場の生産能力をネットワーク化し、購買プロセスをデジタル化しました。このシステムにより、顧客がECサイトで必要な数量を入力するだけで瞬時に価格と納期を確認でき、購買担当者の手間や時間を削減しています。2024年4月に本格運用を開始し、日本、タイ、台湾、韓国を中心に7万社以上の利用実績を持つサービスに成長しています。

ミスミとは



株式会社ミスミグループ本社は、オートメーションに必要な機械部品や工具、消耗品を世界中の32.3万社以上に提供しています。独自の事業モデルと強固な基盤に支えられたミスミの取り組みは、多くの企業にとっての利便性向上に寄与しています。

詳細については、D-JITサービスサイトをご覧ください。今後もミスミの活動に注目が集まることでしょう。


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