九州の味、うり浅漬
2026-06-10 11:18:05

消えゆく九州の味を継承する季節限定「うり浅漬」仕込み開始

消えゆく九州の家庭の味、うり浅漬



福岡県築上町に本社を置く「奈良漬さろん安部」では、2026年6月16日から季節限定商品「うり浅漬」の仕込みを開始します。この商品の特徴は、約7,500kgの新鮮な白うりを使用し、酒粕に漬け込むことで生まれるみずみずしく爽やかな風味です。九州北部ではかつて多くの家庭で手作りされていた伝統的な漬物ですが、時代の変化でその光景は減少し、地域の食文化としての重要性が失われつつあります。

伝統と未来をつなぐ



奈良漬さろん安部は、昭和61年に創業以来、この地域の食文化を守り続けてきました。特に「うり浅漬」は、平成11年から20年以上にわたり明治神宮に献上されており、地元の味を次世代へと引き継ぐ役割を果たしています。今年も5月から予約が始まり、すでにたくさんの顧客からの期待が寄せられています。

仕込み作業の詳細



今年の仕込みは、6月中旬から7月中旬の期間のみ行われ、白うり約7,500kgと酒粕約4,800kgを使って製造します。この仕込み作業は、全て手作業で行われており、職人が一つひとつの白うりを丁寧に処理していきます。初めに種出しを行い、塩漬けと続き、最終的には酒粕に漬け込まれます。約3ヶ月の熟成期間を経て、9月中旬からの出荷が予定されています。

地域の食文化の継承



長年の努力により、奈良漬さろん安部は地域の食文化を次世代に伝えるための重要な存在となっています。かつては多くの家庭で作られていたうり浅漬が、現在では製造業者が減少し、手に入れることが難しくなっている中、この取り組みはますます重要性を増しています。毎年9月に始まる販売が待ち遠しいという声も多く、リピーターが増えていることを反映しています。

予約状況と製品情報



「うり浅漬」は、毎年5月から予約受付が始まり、ショッピングサイトでの販売を前にして、すでに予約が殺到しています。今年の樽詰め商品は、価格帯が7,700円から10,300円となり、例年100個近くの予約が入るなど、非常に人気です。年間の販売数は約2万枚を超え、熟練の職人による手づくりだからこそ可能となる限られた生産量が魅力となっています。

代表の言葉



奈良漬さろん安部の社長、安部勝憲氏は「うり浅漬は私たちの創業の原点であり、多くの家庭で親しまれてきた味です。私たちはただ漬物を作るだけでなく、この地域の食文化を未来へと繋ぐ使命があると思っています。」とコメントしています。

お問い合わせ先



この貴重なプロジェクトへの興味を持たれている方は、FN奈良漬さろん安部に電話またはEメールでお問い合わせください。公式ホームページ(http://naraduke-salon-abe.jp/)には、登録情報や予約手続きについての詳細が記載されています。忙しい日々の中、こうした地域の味への関心を高め、未来へ受け継いでいきたいものです。


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