大阪府とスカイディスクが協力！中小企業のDX推進を加速する新たなパートナーシップ

大阪府とスカイディスクの提携

株式会社スカイディスクが大阪府との事業連携協定を締結したことを発表しました。この新たなパートナーシップにより、大阪府の中小企業に対してデジタル技術を活用した課題解決を実施します。

DX推進に向けた取り組み

大阪府では、中小企業が日々直面しているデジタルトランスフォーメーション（DX）の課題に対して、スカイディスクが提供する解決策を提案する「大阪府DX推進パートナーズ」を立ち上げました。これにより、府内の中小企業が抱える「お困りごと」に対して、データとデジタル技術を用いたソリューションを提供することが可能です。

スカイディスクは「最適ワークス」と呼ばれる、製造業向けのAIを活用した生産計画自動立案システムを展開しています。このシステムは、オーダー情報に基づき、設備の稼働や人員配置を瞬時に計画立案できます。これにより、工場運営の基幹とも言える生産計画領域のDX推進に大きく寄与します。

生産計画の効率化

「最適ワークス」は、計画立案業務の効率化を実現するだけでなく、納期遵守や品質の担保、在庫の適正化、そして現場の生産効率改善を支援します。特に、2022年4月のリリース以降、大手から中小企業に至るまで150社以上の導入実績があり、製造業界の標準となりつつあります。

特徴的なのは、製造業各社がオーナーシップを持って利用できる点で、段階的なDXの進捗が可視化しやすい環境を提供しています。また、特許出願技術を用いることで、マスター設定にかかる手間を大幅に軽減しています。

大阪府との連携の意義

大阪府の中小企業は、この連携を通じて、デジタル技術を活用した業務改善の道筋を示されます。スカイディスクの提供するソリューションは、企業の個々の課題に応じたカスタマイズが可能で、現場に即した助言を受けることができるのです。さらに、大阪府では126社の企業がすでに同様の連携協定を結び、多様な支援が行われています。

会社紹介

株式会社スカイディスクは、2013年に設立され、製造業を中心に272社とのプロジェクトに取り組んできました。「ものづくりを、もっとクリエイティブに」というミッションの下、AIを活用したサービスを提供しています。福岡市に本社を置き、今後もさらに進化したサービスを市場に投入していく予定です。

今後、この連携が大阪府内の企業にもたらすDX推進の可能性に注目が集まります。解決策を求める中小企業にとって、大きな機会となるでしょう。