『SOBAプロジェクト』を子会社化、売れるネット広告社が新たなサービス領域へ進出

売れるネット広告社、ビジュアルコミュニケーションの未来を築く

売れるネット広告社グループ株式会社が、次世代企業「株式会社SOBAプロジェクト」の株式を取得し、子会社化する基本合意を締結しました。この合意によって、売れるネット広告社は新たな成長戦略を加速させることとなります。SOBAプロジェクトは特許取得済みの『SOBAフレームワーク』を冷やし、教育や会議、Web3の分野において幅広いソリューションを提供しています。

なぜSOBAプロジェクトなのか？

売れるネット広告社は「EC×AI」を掛け合わせた事業戦略を推進しており、売上高100億円を目指したスケーラブルな成長を目指しています。特に、ビジュアルコミュニケーション技術を活用した事業多角化とサービスの充実が不可欠であると判断し、SOBAプロジェクトの特許技術を取り込むことにしました。これにより、以下の3つの収益源を得ることが期待されています。

1. ライブコマースや動画接客技術の内製化
2. NFT決済を活用したAIレコメンドによる“買うAI”プラットフォームの国内導入
3. 遠隔医療、教育、行政向けSaaSへの新規参入

このように、三層の収益ドライバーを築くことで、キャッシュフローの安定性と成長速度を飛躍的に高めることが見込まれます。

SOBAプロジェクトの実力

SOBAプロジェクトは、京都大学を起点とした産学官の共同研究から生まれたフロントランナー。約10億円の投資がなされ、5つの大学と2社の企業が共同で開発した成果が『SOBAフレームワーク』です。この技術は、開発コストを大幅に削減しながら、高品質な映像と音声の同期が実現できることで知られています。

たとえば、大手保険会社では40,000人の営業職員がオンライン販売システムとして活用しています。近年、SOBAプロジェクトは粗利率98～99%、自己資本比率90%以上を維持しており、2019年には『革新ビジネスアワード』のビジネス部門賞を受賞。Web3分野への進出も果たし、NFT決済やガス代予測サービスといった先進的なプロダクトを展開しています。

売れるネット広告社とのシナジー

SOBAプロジェクトを子会社化することで、売れるネット広告社は多くのシナジー効果を見込んでいます。映像配信の特許技術、TikTok Shop運用ノウハウ、Web3のAI決済インフラを一手に取り入れ、次世代コマース基盤を実現することが狙いです。これにより、以下のような成果が見込まれます。

- ライブコマースの最適化プロダクトの迅速な商品化
- NFT決済とパーソナライズAIを搭載した次世代コマース基盤の先行リリース
- 遠隔医療やオンライン教育、市場への新規参入
- 収益の安定化

未来への展望

この株式取得による業績への影響は現在精査中ですが、2026年7月期から連結対象になる予定です。中長期的には、売れるネット広告社の持続的な成長に寄与すると考えています。今後の発展にご期待ください。

ちょうど新たな時代に入った今、福岡の企業が変革を取り入れ、ビジュアルコミュニケーションの未来を切り拓いていく姿に注目です。