「いい夫婦の日」に向けた夫婦のリアルを探る調査結果と美容トレンド

2024年11月22日、いよいよ「いい夫婦の日」がやってきます。この日を前に、美容皮膚科『リゼクリニック』による全国規模の夫婦に関する調査が実施されました。対象は20代から60代の既婚男女1250名。調査のテーマは「夫婦間のコミュニケーションの在り方」と「ギフト事情」など、夫婦関係の実態に迫ります。

夫婦間のコミュニケーションに見る課題

国の統計によれば、年間の離婚件数が婚姻件数の3分の1を超えていることが指摘されています。そんな中、夫婦間のコミュニケーションが減少しているという現実が浮き彫りになっています。調査では、夫婦間で感謝の言葉や悩み相談を日常的に行っているかという質問が出され、男女ともに８割以上が「伝えている」「相談できている」と回答しましたが、実際には多くの夫婦が本音を言えずにいるのが現状です。

ギフト事情における温度差

「いい夫婦の日」にギフトを贈るか尋ねたところ、男性の約5割が「贈る」と回答したのに対して、女性の6割は「贈らない」との結果が出ました。この温度差は、思いやりの心が伝わりにくいことを示しているのかもしれません。男女ともに最も贈られたいギフトは『夫婦での外食』であり、食事や旅行を楽しむ時間が重要視されています。

男性美容トレンドの変化

近年、男性美容への関心が高まっています。赤岩優妃医師は「男性の美容意識が変わった要因の一つに、パートナーからの勧めがある」と話します。実際、調査において約6割の男性が「妻の勧めでスキンケアを始めた」と回答しました。また、85%以上の女性が「夫の美容を賛成する」と言い、男女で美容を共有する文化が進んでいます。

夫婦円満の秘訣とは

夫婦が円満に関係を築くためには、何が必要でしょうか。調査では、男性も女性もトップに「会話やコミュニケーション」という回答が挙げられました。そのほかにも「思いやり」「感謝を伝える」という意見が多く、結婚生活における基本的な要素が浮かび上がります。特に若い世代では、「喧嘩しない」が重要とされ、年齢に応じて価値観が変わる様子も見受けられます。