石垣島での訪問看護に新たな風を吹かせる設樂幸生さん
沖縄県・石垣島で訪問看護を展開している、設樂幸生さんのお話をお届けします。東京から約2,000km離れたこの離島は、日本でも有名なサンゴ礁の美しい地域であり、約5万人の人口を抱えています。ここで、設樂さんは「訪問看護ステーションにじいろ」を中心に、グループホームや飲食店といった多様な事業を運営し、地域の医療と福祉を支えています。
「石垣島は日本の最南端に位置しており、看護師や医療資源がとても限られています。周辺の小さな島々を含め、訪問看護が受けられない方も少なくありません。私は、どのような形であっても支援が必要な人を支えたいという強い信念を持っています」と設樂さんは語ります。
訪問看護の始まり
設樂さんは、都内のIT企業で営業職として活躍していた経歴を持ちますが、彼の人生を大きく変えるきっかけは、石垣島への一度の視察旅行でした。「この島の魅力にすっかり惚れ込みました。」という彼は、知人がいない状態で家族とともに移住を決意しました。
初めは起業の方向性を模索していましたが、障害福祉に出会ったことで胸を打たれ、自身の経験も踏まえて未経験から挑戦することを決意。精神科をメインに、介護ケアにも力を入れた「訪問看護ステーションにじいろ」を設立し、初月から黒字経営を達成しました。
「我々ができることに責任を持ち、周辺の離島にも飛行機やフェリーで訪問しています。ケアを届けることは、私たちが果たすべき重要な役割です。」と彼は続けます。
ITを駆使した新たなシステム
設樂さんが注目したのは、訪問看護専用の電子カルテ「iBow」です。IT出身の彼は、このシステム選定にあたり、看護師が負担なく記録を行えるかどうかを重視しました。「看護師が1件でも多く業務をこなせれば、システムの費用など関係ありません。作業が楽になれば、自然と訪問件数も増え、経営も安定します。」
「iBowは、看護師が直接利用者と向き合う時間を可能な限り確保するために必要なシステムです。事務作業を徹底的に省力化し、看護の質を最大化することが私たちの使命だと信じています。」
動画で伝えたい情熱
設樂さんの姿勢には、多くの人を感化する力があります。彼が地域でどのように努力し、貢献しているのかを見たい方は、ぜひ動画でその情熱をご覧ください。
地域の医療を支えるeWeLL
設樂さんが活用する「iBow」を開発した株式会社eWeLLは、「ひとを幸せにする」をミッションに掲げ、在宅医療を支える業務支援を行っています。全国で多くの医療従事者が利用しており、患者のQOL向上にも貢献している様子は、地域医療の未来を照らしています。
このように、訪問看護業界に新風を吹き込んでいる設樂幸生さん。彼の情熱と地域を支える活動に、多くの人々が感銘を受けることでしょう。