GRC第10期始動
2026-05-22 14:46:24

ロッキード マーティンが推進するSTEAM教育イニシアチブ「Global Rocketry Challenge」第10期の始動

2026年5月16日、ロッキード マーティンは次世代の人才を育成するSTEAM教育プログラム「Global Rocketry Challenge」(以下GRC)第10期の開始を発表しました。この画期的な教育プログラムは、2016年からスタートし、今年で10周年を迎えます。これまでに35校以上、190名を超える学生が参加し、実践的なモデルロケット製作を通じて、科学技術分野での人材育成を支援してきました。

10周年を迎える今年は、より多くの学生に学びの機会を提供するために新しい取り組み、「継続チャレンジ校」の試行が始まりました。これは、過去にGRCに参加した学校がオンラインでレクチャーや技術講習に参加し、地域を超えた継続的な学習を行える機会です。こうした取り組みにより、各校の生徒たちが引き続き技術を磨く環境を整えることを目指しています。

また、同日には日本大学理工学部船橋キャンパスで第10期GRCの任命式が開催されました。この式典には、採択校の学生たちが参加し、講習を受けた後、第4級打上従事者ライセンスを取得。自ら製作したモデルロケットを実際に打ち上げました。今後、彼らは10月に行われる全国大会に向けて、日本モデルロケット協会や科学技術教育を専門とする株式会社リバネスのサポートを受けながら、モデルロケットの開発に挑戦していきます。

第10期GRCには、茨城工業高等専門学校、敬愛高等学校(福岡県)、須磨学園高等学校(兵庫県)、奈良学園登美ヶ丘高等学校(奈良県)、横浜女学院中学校高等学校(神奈川県)が採択校として参加しています。また、岩瀬日本大学高等学校、岡山県立倉敷工業高等学校、札幌日本大学中学校高等学校、麗澤瑞浪高等学校の4校が継続チャレンジ校として名を連ねています。

任命式では、ロッキード マーティンの副社長兼アジア・インド地域最高経営責任者のウィリアム・ブレア氏が、出席した学生たちを激励しました。「皆さんは未来の設計者です。失敗を恐れずにチャレンジし続けることが、新たな成果への道だ」と語り、学生たちの挑戦心を鼓舞しました。

さらに、日本モデルロケット協会の会長・桐生亮氏も、失敗の重要性について言及。「失敗は経験であり、次へのステップに繋がる。新たな視点での挑戦が新しい価値を創出します」と、前向きな姿勢を強調しました。

GRCを通じたモデルロケットづくりの挑戦は、中高生に科学技術に対する関心を高める素晴らしい機会です。この取り組みは、将来的な科学技術人材の育成に貢献し、令和8年度からの5か年にわたる第7期科学技術・イノベーション基本計画の一環として重要視されています。この計画は、基礎研究から人材育成、産業競争力の強化まで、イノベーションを生み出すための日本全体の社会システムの再構築を目指しています。

社会の要請に応じて科学技術の重要性が高まる今、GRCを通じて科学技術分野の人材を拡充することは、日本の科学技術基盤を強化するための重要な役割を果たしています。

各学校の代表の意気込み

  • - 茨城工業高等専門学校:「モデルロケットの開発は初めての挑戦です。学んできた物理や数学を活かし、独創的なアイデアを具現化したいです。」
  • - 敬愛高等学校:「紙ロケットの製作経験を活かしつつ、新しい知識を取り入れて成長したいです。」
  • - 須磨学園高等学校:「挑戦を続ける心を大切にし、仲間と共に困難を克服したいです。」
  • - 奈良学園登美ヶ丘高等学校:「多くの失敗を通じて製作技術を極め、全力で頑張ります。」
  • - 横浜女学院中学校高等学校:「他校や専門家から学び、新しい発想を取り入れ、科学の探求を深めたいです。」

こうした熱意を持った学生たちがGRCに挑む姿は、未来の科学者やエンジニアとしての道を開いていくことでしょう。ロッキード マーティンの取り組みが、次世代にどのような影響を与えていくのか、今後の展開が楽しみです。


画像1

画像2

画像3

画像4

トピックス(グルメ)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。