Deel、新たな人材管理プラットフォームを発表
2026年3月23日、Deel(CEO:アレックス・ブアジズ)は、年次プロダクトカンファレンス「The Big Deel 2026」において、同社の人事・給与プラットフォームの大規模なアップデートを発表しました。この最新のプラットフォームは、グローバルに働く人材の管理に特化しており、多くの企業が抱える課題を効率的に解決することを目的としています。設立から7周年を迎えたDeelは、これまで以上に多様な企業ニーズに応えるために、採用・報酬管理・人員計画を一つのオペレーティングモデルに統合しました。
現在、Deelは世界中で4万社以上の企業に利用されており、昨年には1200件を超える機能改善が実施されています。このプラットフォームを用いて、220億ドル以上の給与および暗号資産の支払いが処理されており、その実績は世界の働き方の変化をリアルに反映しています。アレックス・ブアジズ氏は、「グローバルワークのインフラを構築し、国境を越えたスケールの追求に伴う“断片化コスト”を削減することが我々の戦略です」とコメントしています。
ATS(採用管理システム)の統合
特に注目すべきは、Deelが新たに統合したATSの機能です。このATSは、従来の採用ツールの限界を打破し、候補者の選定から採用までのプロセスをシームレスに行えます。Deelが提供するHRIS上に構築されているため、採用機能と人事機能の連携がスムーズに行われ、企業は採用のスピードと生産性をさらに向上させることが可能です。
このATSは、AIを利用した求人票の自動生成や候補者のスクリーニング機能を備えており、最適なプロフィールを優先的に表示します。また、人員計画で承認されたポジションがATSに直接反映されることで、採用が予算に沿って進行します。
パフォーマンスに基づく報酬管理
新プラットフォームでは、報酬管理と給与管理の統合が一層促進されています。人事部門は、グローバルな昇給サイクルの実施、予算の追跡をリアルタイムで行い、報酬の成果を給与計算に自動的に反映させることができます。これにより、企業はコストを正確に反映した人員計画を立てることが可能となります。
グローバルモビリティの強化
国境を越えた人材移動に関する課題にもDeelは取り組んでおり、統合型の「Deel Mobility」システムを新たに導入しました。このシステムは、ビザの管理や期限アラートの受信をサポートし、100か国以上での社内モビリティの専門家による支援を提供します。これにより、企業は国際的な人材の移動を円滑に行えるようになります。
モバイルアプリの進化
リモートワーカー向けの新しいモバイルアプリも刷新され、仕事・給与・チーム管理を一カ所で行えるようになりました。特に、暗号通貨による給与の受け取りやリワードの獲得が可能になるなど、働く人々にとって利便性が高まっています。雇用者側も、既存の給与システムの変更なしに迅速な国境を越えた支払いが実現できるなど、利点は多岐にわたります。
今後、数か月以内にこの新しい体験が世界中の専門職に届けられる予定です。
大規模組織向けの拡張性
Deelは、エンタープライズ向けにも強力な対応を見せており、WorkdayやSAP、NetSuiteなどとの深い統合が可能です。企業は既存のシステムを維持しながら、Deelのグローバル給与エンジンを導入できます。また、導入を支援するための専任マネージャーによるサービス「Enterprise Operations」も提供しています。
Deelは、世界中の企業が多様化する働き方に対応し、ビジネスをよりスマートかつ迅速に拡大できるよう、革新的なソリューションを提供し続けています。詳細については、
Deel公式サイトをご覧ください。