新庁舎整備を契機としたまちづくりシンポジウムが開催
熊本市にて「新庁舎整備を契機としたまちづくりシンポジウム」が開催され、福岡市長の高島宗一郎氏が登壇することが発表されました。このシンポジウムは、地域住民と共に熊本市の未来を考えることを目的としています。
福岡市長高島宗一郎氏の役割
高島宗一郎氏は、2010年に福岡市長として就任して以来、現在4期目を迎えています。彼は「天神ビッグバン」プロジェクトを通じて、100年に一度の都市のアップデートを目指し、花や緑、アートを取り入れた魅力的なまちづくりを推進しています。シンポジウムでは、熊本市が新庁舎整備を契機として地域の特性を活かしたまちづくりについて、高島市長自身の見解を直接伺える貴重な機会となります。
シンポジウムのプログラム
シンポジウムは以下の3つの部で構成されています。
第1部:基調講演
基調講演には、横浜市立大学の客員教授である国吉直行氏が登壇し、横浜市の都市デザイン行政の50年間の活動と現状について語ります。具体的には、横浜市の事例を通じて、個性豊かなまちづくりの実践を紹介します。
第2部:パネルディスカッション「市民に愛され、世界に選ばれるまちを目指して」
このセッションでは、大西大宮市長と高島福岡市長、国吉氏の3名がパネリストとして、熊本市の今後の「まちづくり」に関する見解や展望を議論します。コーディネーターは熊本大学の星野裕司教授が務め、多様な視点からの意見交換が期待されています。
第3部:パネルディスカッション「様々な視点から見た熊本の魅力と可能性」
最後のセッションでは、熊本豪雨の影響を受けた球磨川くだりの経営再建に注力している瀬崎公介氏や、熊本の飲食店情報を発信するブロガーのけんさむ氏、そして元客室乗務員の尾道早織氏が登壇し、熊本の魅力を掘り下げます。
登壇者の一覧
- - 国吉直行:横浜市立大学客員教授、横浜市の都市デザインに長く関わっている専門家。
- - 高島宗一郎:福岡市長、まちづくりと都市の魅力向上に貢献。
- - 大西一史:熊本市長、地域の特性を活かしたまちづくりを推進。
- - 瀬崎公介:株式会社シークルーズ代表取締役、地域再生と観光に関わる専門家。
- - けんさむ:飲食ブログを運営するブロガー、熊本のグルメ情報に精通。
- - 尾道早織:日本航空熊本支店長、幅広い国際経験を持つ。
このシンポジウムは、熊本市にとって大きな転機となる可能性があります。まちづくりに興味のある方はぜひ参加して、未来の熊本の姿を共に考えてみてはいかがでしょうか。参加申し込みや詳細については、熊本市役所庁舎周辺まちづくり課までお問い合わせください。