オルターブースとJFrogによる新たな未来への一歩
昨今のシステム開発においては、DevOps環境の整備が不可欠となっています。このたび、福岡を拠点にする株式会社オルターブースが、ソフトウェアサプライチェーン管理のリーダーであるJFrog Ltd.との戦略的パートナーシップを結びました。この提携により、両社は日本の企業がより効率的かつ安全なソフトウェア開発を行える環境を提供します。
パートナーシップの目的
JFrogは、ソフトウェアの成果物管理に特化したプラットフォーム「JFrog Artifactory」を提供し、アーティファクト管理に革命をもたらしてきました。一方、オルターブースは、GitHub及びMicrosoft Azureを活用したデジタルトランスフォーメーションに注力し、多くの企業へ効果的な導入支援を行っています。このパートナーシップは、両社の強みを融合させ、顧客に高度な技術支援を提供することを目的としています。
期待される効果
具体的には、オルターブースがJFrog製品の公式販売パートナーとして機能することにより、JFrogが提供するライセンスを通じ、企業のクラウドへの移行やDevOps環境の整備をサポートします。この協力体制によって、企業は開発スピードの向上やリスク管理の強化を図ることができるでしょう。特に、AIや機械学習モデルの運用(MLOps)やセキュリティ重視のDevSecOpsが求められる今日、両社の技術が相まって、さらなる革新が期待されます。
オルターブースの取り組み
オルターブースは、顧客のイノベーションを支援するために、「Walk Together, Hack Together.」をモットーにし、共につくることを実践しています。2022年からはGitHubの専門パートナーとして、業務効率化やDeveloper Experience向上に寄与しています。また、Microsoftからも複数のパートナーシップ認定を受けており、その成長ぶりは目を見張るものがあります。
企業コメント
このパートナーシップについてオルターブースの代表取締役である小島淳氏は、「私たちがJFrogとの提携を発表できることを非常に嬉しく思っています。この取り組みが企業の開発力を高め、安全で効率的なソフトウェア開発環境を実現する一助になると信じています」とコメントしています。また、JFrogの日本ビジネス責任者であるAlex Wangは、「両社の強みを活かし、Software Supply Chainの最適化を進めることが私たちの使命です。この提携は新たな価値を顧客に提供するための大きなステップです」と述べています。
次なる展開
今後、オルターブースとJFrogは共同セミナーやワークショップを通じて、企業や開発者に向けた具体的な導入提案を行い、最新の技術やベストプラクティスを共有する予定です。この取り組みにより、彼らは日本の開発者に向けて、革新的かつ安全なソフトウェア開発環境を提供していくことでしょう。
この重要な提携が、企業の開発力を変革し、未来へとつながる道を開くことを期待しています。