デジタル変革を加速するスパイスファクトリー、HCD-Netに賛助会員として参加

デジタル変革を推進するスパイスファクトリーの新たな一歩

スパイスファクトリー株式会社は、この度、特定非営利活動法人人間中心設計推進機構（HCD-Net）の賛助会員として入会しました。この取り組みは、デジタル・トランスフォーメーション（DX）を支援するための重要なステップとして位置付けられています。

HCD-Netとは？

HCD-Netは、人間中心設計（HCD）に関する専門家や実務者が集まるコミュニティであり、企業や行政機関のサービスやシステムのユーザビリティを向上させるための活動を行っています。スパイスファクトリーは、DXを加速させる役割を担っており、HCD-Netとの連携を通じて、より一層の価値提供を目指します。

なぜHCDが必要なのか

近年、DXに取り組む企業が増えてきましたが、その成果を上げている企業は約2割に過ぎません。多くのケースでは、システムの導入やデジタル化詰まり実施が目的化しがちです。そのため、ユーザーが継続的に利用できる体験や価値を創出する人間中心設計が非常に重要です。

HCDはユーザーのニーズを深く理解し、その視点に基づいて設計を行う手法です。これにより、利用者の声を反映した製品やサービスの開発が可能となります。

スパイスファクトリーの人材育成と専門性

スパイスファクトリーでは、人間中心設計の専門家やスペシャリストが活躍しており、UXデザイナーの中でも130名のうち4名がHCDの資格を有しています。彼らは高水準の教育投資を受け、多種多様なクライアントのDX課題に取り組んでいます。また、ラピッド・プロトタイピング研修やOOUI研修など、積極的なスキル向上の機会も提供しています。

さらに、デザインの研究とノウハウの体系化にも力を入れており、AIツールや業務改善に関する研究開発も進めています。

未来への展望

スパイスファクトリーのInterface & Experience Design Divisionの責任者、佐藤千秋さんは、HCD-Netが提供する専門的な知識が今後のDXにおいて不可欠であると述べています。自社の俊敏さや創造性を活かし、社会に貢献する人間中心設計の実践家を育成することを目指しています。

また、HCD-Netの理念に賛同し、様々な社会課題に対する解決策を実現していく決意を示しています。これからのスパイスファクトリーの活動に、ますます注目が集まることでしょう。