「エリス」が推進する奨学ナプキンプロジェクト
「エリス」ブランドを展開する大王製紙は、2022年からスタートした「meet my elis」というプロジェクトの一環として、生理用品を得るのが難しい学生に向けて「奨学ナプキン」を実施しています。この取り組みは、多様性を尊重し、個々の生理に寄り添うことを目指しています。2025年度には、2,000名の学生へ向けた支援が行われました。
最終調査の概要
今年度、奨学生を対象に実施した最終アンケート調査では、944名の学生が参加。調査の主な目的は、奨学ナプキンを受け取ったことによる変化と、生理に対する意識の変容を探ることでした。有意義な結果が得られ、多くの学生がナプキンの交換頻度が上がったと感じていることがわかりました。これにより、肌のかぶれや不快感が軽減されたとの声も多数寄せられており、支援が効果をもたらしていることが明らかになりました。
調査結果のポイント
1.
ナプキンの使用頻度向上
奨学ナプキンを受け取ることで、学生は「枚数を気にせずに交換できるようになった」との意見が多数見受けられました。これにより「肌のかぶれが減った」「快適に過ごせるようになった」といった具体的な改善が報告されています。
2.
生理への社会の理解
単に快適さが向上しただけでなく、生理についての社会的理解が進んでいるかという質問では、変化を実感している学生は49.5%と、未だ半数に満たない結果となりました。多くの参加者が、「生理がデリケートな話題であること」や「周囲に話すのが恥ずかしい」と感じていることが示されました。具体的には、59.7%もの学生が周囲に話すことに抵抗を持っていると回答しています。
3.
今後の展望
エリスは、生理に関する社会の理解を深めるための更なる取り組みが必要であると考えています。特に、生理用品を手に入れることの困難さや、学校におけるナプキンの設置、さらには生理休暇の充実が多数の学生から求められています。
今後の計画
エリスは、2026年4月8日から新たな奨学生を募集します。このプロジェクトに参加することで、学生たちは今後も生理に関する問題の改善に寄与できる機会を得られます。サポートの拡充と、個々のニーズに寄り添った支援が期待されています。
「meet my elis」とは?
「meet my elis」は、単なる生理用品提供だけでなく、社会全体に生理に対する理解を広めることを目的としたプロジェクトです。「自分に合う生理用品を見つけてもらう」という想いを込めて、多様性のある社会を目指しています。
結論
エリスの奨学ナプキンプロジェクトは、多くの学生に前向きな変化をもたらしていますが、社会の理解についてはさらなる取り組みが必要です。2026年度の募集を通じて、多くの新たな参加者が、自身の生理の健康と向き合うきっかけを得ることを期待しています。不安を抱える学生にとって、支援がぜひとも広がっていくことを願います。