ピエトロが提案する新感覚のレトルト商品『おいしいの見つけ方』
福岡市に本社を置く株式会社ピエトロが、新たに体験型レトルト商品『おいしいの見つけ方』を発表しました。このシリーズは、従来のレトルト食品が持つ「早く・手軽に」といった概念を覆し、食事にまつわる待ち時間を大切な体験として捉えなおします。12月10日からANA FESTA福岡空港店にて先行販売が開始されるこの商品は、博多明太子を使用したクリームパスタソースと、朝倉市の名産であるさらさらごんぼのポタージュがラインアップされており、それぞれが地域の魅力を引き立てる一品となっています。
待つ時間を価値ある体験に変える新たな試み
通常、レトルト食品は調理の時間を短縮するための便利な選択肢と見なされがちですが、『おいしいの見つけ方』ではこの「待つ時間」を大切にし、食べる準備をする特別な時間として位置付けられています。このプロセスにおいて、消費者は自らの感性と向き合い、自分の「おいしい」を見つける旅に出ることができます。これはただの食事ではなく、自分自身を見つめ直す時間を提供する新しい体験型レトルトです。
本型パッケージによる特別な体験
商品パッケージは文芸書を意識したB6判の本型デザインになっており、箱を開けると「おいしいの見つけ方」と名付けられた短編エッセイが現れます。このエッセイには、食事の楽しさや食べることの重要性についてのメッセージが詰まっています。消費者は自分のスタイルで「おいしい」を発見することができるよう、食べ方が限定されない工夫も施されています。
地元食材とのコラボレーションで食体験を深める
シリーズの魅力の一つは、福岡や九州の地元食材を駆使している点です。第1弾の商品には、福岡の名物である博多明太子を使ったクリームパスタソースと、朝倉市の特産であるさらさらごんぼのポタージュがあります。これにより、消費者は地域の食材との新たな出会いを体験し、食への興味を深めることができます。
開発の背景:食の楽しみを再定義する
この商品の開発には、レトルト食品をより深く味わう体験を提供しようという意図があります。担当者の重松慶行氏は、AIやデジタル化が進む現代でも、「おいしく食べる」という行為に変わりはないと語ります。食事を囲む時間は、単なる栄養補給の場ではなく、心を豊かにする大切な瞬間であるべきだと強調されています。その一環として、湯煎で待つ時間にこそ特別な「おいしい」が漂うのではないかという仮説から、この商品が生まれました。
商品情報
- - 商品名:おいしいの見つけ方
- - 販売店舗:ANA FESTA 福岡空港店(先行販売)、その他駅や空港店
- - 商品ラインアップ:
- 博多明太子のクリームパスタソース(内容量:110.3g)
- 福岡県朝倉市のさらさらごんぼのポタージュ(内容量:150g)
ピエトロの歴史と理念
1980年に福岡市・天神にオープンした小さなパスタ専門店『洋麺屋ピエトロ』がその始まりでした。最初は前菜代わりに提供していたドレッシングが評判となり、商品化されたのが「ピエトロドレッシング 和風しょうゆ」です。現在でも、工場ではなく、手づくりによる工程を大切にし、効率よりもおいしさを重視した製法を守っています。未来に向かって、全ての人がしあわせである社会を築くことを目指して、これからも「おいしい、楽しい」を提案していく所存です。
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ピエトロ公式サイト
※画像はすべてイメージです。価格はオープン価格です。