郡山市の社会起業家たちが挑む未来の創造
2026年3月14日、福島県郡山市の中央公民館で開催される「KORIYAMA IMPACT STARTUP NEXT」(KIN)第1期の成果発表会が注目を集めています。このプログラムは、郡山市が主催し、株式会社ボーダレス・ジャパンが協力するもので、地域を拠点とした社会課題解決型ビジネスの育成やその加速化を支援するものです。
この成果発表会は、約半年間の伴走支援を経て、社会起業家たちがどのような挑戦を続けているのかを地域の市民や企業、支援者に開示する貴重な機会となっています。ここでは純粋に成果を披露する場にとどまらず、彼らが直面している課題の「現在地」を共有し、次のステージへ進むための仲間を見つけることを目指しています。
郡山のフロンティアスピリッツ
郡山市は、明治期の安積開拓に象徴されるように、かつての開拓者たちが社会課題に積極的に挑んできた歴史があります。そのため、今日でも「なければ自分たちでつくる」というフロンティアスピリッツが息づいています。若者流出や子育て・保育人材不足、介護離職、孤立する高齢者、地域女性のキャリア分断、メンタルヘルスの課題など、重要な社会問題に対し、自らビジネスを立ち上げる起業家たちが台頭しています。
KINプログラムでは、こうした社会起業家を対象にした支援を通じて、新たな事業モデルを創出することを目的にしています。成果発表会では、彼らの取り組みを通して、ようやく形となったその道のりを対外的に披露し、さらなる成長への道を模索します。
登壇者の挑戦
今回の発表会には、KIN第1期に選ばれた6組の起業家が登壇します。彼らは以下のようなテーマで社会課題に取り組んでいます。
- - 安齋 睦(HANANINGEN FUKUSHIMA):働く世代のメンタルヘルス改善を図る花と触れ合う体験事業
- - 大川 翔(FindValue株式会社):若手人材の定着と育成を通じて地域企業を支える事業
- - 高橋 智樹(ふくしまワンダー株式会社):保育人材不足という問題に挑む子ども環境改善事業
- - 降矢 和敏(有限会社降矢農園):高齢者の生きがいを創出する地域内循環経済の実践
- - 横尾 恵美(しゅふコミ):子育て期の女性に新たなキャリアの道を提案する事業
- - 満井 みさ子(ハーベストNEXT):介護離職を防ぐ新たな支援モデルに挑む取り組み
彼らの発表は、具体的にどのような課題に直面しているのか、事業がどの段階にあるのか、次に必要な支援や仲間はどのようなものであるのか、といった内容に焦点を当てています。成功事例の披露ではなく、挑戦の「途中」を伝える場としての重要性を持っています。
トークセッションでのさらなる視点
また、発表会の第一部では、社会起業家とともに、異なるアプローチで社会貢献に取り組んできた実践者たちによるトークセッションも計画されています。例えば、株式会社オリィ研究所の笹山正浩氏は、「人類の望まない孤独の解消」を目指し、分身ロボットのプロジェクトを展開。また、OWB株式会社の和田智行氏は、原発事故後の復興を通じて新たな事業を創出に取り組んできました。
このセッションを通じ、地域とテクノロジーの交差点でどのように社会インパクトが生まれ、広がっていくのかを探ります。
開催概要
- - イベント名:こおりやまから、社会を変える挑戦に挑む開拓者たち〜社会起業家加速化支援プログラム成果発表会〜
- - 日時:2026年3月14日(土)13:00〜17:00
- - 会場:郡山市中央公民館 3F(福島県郡山市)
- - 参加費:無料
- - 主催:郡山市・運営:KORIYAMA IMPACT STARTUP NEXT 事務局(株式会社ボーダレス・ジャパン)
興味がある方はぜひ、こおりやまから次の時代をともに創る仲間としてお越しください。詳細や申し込みは公式サイトをチェックしてください。