印刷業務の革新
2025-10-06 14:44:18

障がい者雇用から生まれた印刷業務のデジタル化革新

障がい者雇用から生まれた印刷業務のデジタル化革新



福岡の企業、アルティウスリンクは、障がい者雇用に関する取り組みを強化し、印刷業務の効率化に向けた新たな挑戦を始めました。この改革は、同社の「事務サポートユニット」内で進められており、デジタル技術の導入により業務のスマート化を目指しています。

取り組みの背景


この取り組みは、「注文者の利便性を向上させたい」という強い意志が動機となっています。従来の印刷業務では、工数負担や誤入力といった問題が頻発し、注文者への負担が大きい状況でした。これを受けて、当ユニットでは印刷業務に特化した業務効率化を図るために、DX(デジタルトランスフォーメーション)の新しい施策として、Microsoftの業務自動化ツール『Power Automate』の活用を決定します。

業務効率化に向けた進行


「事務サポートユニット」では、2016年の設立以来、さまざまな業務を分担して進めてきましたが、今回の業務効率化は初めての試みです。メンバーの中から提案があり、それに基づいて業務の見直しが始まりました。上司やチームメンバーの理解と協力を得ながら、効果的な運用体制を確立することが重要とされました。

印刷チームは、今年の研修を通じて新たな運用方法を学び、実践していくことになりました。約3か月間の準備を経て、実際の研修が行われ、全メンバーが「Power Automate」を体験しました。研修の中心となったHさんとNさんの指導のもと、実際に操作しながら理解を深めていく様子が印象的でした。

新運用開始とその成果


8月から新たな業務運用がスタートしました。「Power Automate」を用いた新しいオーダーシステムにより、注文者からのフィードバックも好評です。「入力が簡単でスムーズになった」「納品が早くなった」と、多くの利用者から称賛の声が寄せられています。この新運用により、従来の手間を大幅に削減でき、新たな達成感を感じています。

管理者からのメッセージ


HさんやNさんが提案したこの施策は、メンバーの特性を活かした結果生まれたものです。従業員同士が意見を出し合い、共に考えることで生まれる環境が、今後の業務の進化につながっています。管理者からも、日々の業務の中で見落とされがちな課題を一緒に考え、改善へと導いていく姿勢が求められているのです。

今後、アルティウスリンクはさらなる業務効率化に向けて、印刷業務だけでなく他の業務にもこの流れを広げていく方針です。引き続き、新たな挑戦を続け、従業員が主体的に業務に取り組む環境を育んでいきます。これからの進化に乞うご期待です。


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