国際医療福祉大学と東福岡高校が医療人材育成へ向けた高大連携協定を締結

国際医療福祉大学と東福岡高校の連携

2023年9月4日、国際医療福祉大学と東福岡高校は、医療と福祉の分野での次世代人材育成に向けた高大連携協定を締結しました。この協定は、両校が協力し、医療・福祉分野に興味を持つ高校生を対象としたさまざまなプログラムを展開することを目的としています。

協定の内容

この高大連携協定には、以下のような内容が盛り込まれています。
1. 大学教員による高校での出張講義や指導
2. 大学生が高校の授業や活動に参加し、高校生を支援
3. 高校生が大学の授業や活動に参加する機会を提供
4. 高校生が大学の図書館などの施設利用を可能にする
5. 教育に関する情報交換と交流
6. その他、協議を通じて合意した内容

これにより、次世代の医療人材が実際の現場を体験し、学びを深める環境が整うことになります。

国際医療福祉大学について

国際医療福祉大学は、栃木県大田原市に位置し、多様な学部を展開している教育機関です。その教育の大きな特色は、「チーム医療・チームケア教育（IPE）」という手法を取り入れていることです。このアプローチによって、さまざまな専門職の学生が共に学び、協力し合いながら医療を実践する力を養っています。

特に、医師や看護師、リハビリ専門職、薬剤師、社会福祉士、臨床検査技師など、異なる専門性を持つ学生たちが一緒に学び合うことで、より患者中心の医療を実現する力が育まれます。また、早期臨床実習や海外との連携を強化し、グローバルに活躍できる人材の育成にも注力しています。

Asia諸国との医療人材育成交流や、外国語教育、海外研修の充実は、国際的な医療課題への理解を深め、学生にとって貴重な経験となります。

東福岡高校について

一方、東福岡高校は福岡市に位置し、医療福祉分野に力を入れた教育を展開しています。1945年に設立された、歴史のある学校法人による教育機関であり、医療や福祉業界を見据えた教育理念が特徴です。生徒たちは、一般的な学問に加え、幅広い視野を持つ人材としての成長を目指し、熱心に学んでいます。

未来の医療人材へ

この高大連携協定が結実することで、国際医療福祉大学と東福岡高等学校の学生たちは、より多くの実践の場を得て、医療と福祉分野での専門性を高めていくことでしょう。未来の医療人材としての資質を育むこの教育環境により、地域や国際社会に貢献できる人材が多く輩出されることを期待しています。これにより、新しい時代の医療への貢献が進むことになるでしょう。