売れるネット広告社グループの新プロジェクトが始動
福岡に本社を置く売れるネット広告社グループが、越境EC市場への新たなアプローチを発表しました。最新プロジェクトでは、中国のSNS型プラットフォーム「小紅書(RED)」を活用したテストマーケティングを行い、日本ブランドの認知度を高めることを目指しています。
小紅書(RED)とH2の新たな活用法
小紅書は、3.5億人以上のユーザーを抱える中国の人気SNSです。このプラットフォームは特に20代から30代の若者に人気があり、商品の口コミや評価に基づく購買行動が活発です。これを活用することで、日本ブランドにとって新たな販路を開拓できるチャンスとなります。
売れるネット広告社グループの連結子会社『売れる越境EC社』は、これまで日本国内で培ったD2C(Direct to Consumer)マーケティングのノウハウを基に、小紅書を利用したプロジェクトを立ち上げました。具体的には、現地ユーザーに向けた広告運用やコンテンツ作成を行うことが核となります。
市場の成長とリサーチの重要性
2023年における日本から中国への越境EC市場は、約2兆4,301億円に達し、前年からも7.7%の成長を記録しています。この成長は、中国での消費傾向が変化していることを示しており、特に若年層がSNSを通じて商品を調べ、購入する様式が増えていることが背景にあります。
小紅書は口コミやレビューが購買行動に直結する性質を持つため、日本企業にとっては非常に魅力的なチャネルです。このプロジェクトでは、ユーザーの反応を収集し、日本企業にとって有益なフィードバックを提供することが可能になります。
プロジェクトの体制とサービスの内容
本プロジェクトは、広告運用、コンテンツ制作、および法務や物流のサポートを組み合わせた体制で進められます。具体的なサービス内容は以下のとおりです:
- - 小紅書ストアの構築と運営サポート
- - コンテンツ企画と制作(投稿・動画・ライブ配信など)
- - 影響力のあるインフルエンサーとのコラボレーション支援
- - 効果的な広告運用
- - 消費者の反応や購買データの収集・分析
- - 日本企業に向けたフィードバックレポートと改善提案
これらのサービスにより、日本企業はリスクを軽減しながら、中国市場を効率よく進出することができます。
売れるネット広告社グループの強み
売れるネット広告社グループは、2,600回以上のA/Bテストを行ったデータに基づく「売れるノウハウ®」を活かし、広告運用からクリエイティブ制作までのワンストップ支援を行っています。これにより、安心して海外進出を進められる環境を整えています。
将来への展望
まずは限定されたブランドを対象にテスト運用を行い、その結果に基づいてサービスを体系化することを目指します。中長期的には、複数のブランドや業種に展開し、小紅書を起点にした中国市場進出の標準的なサービスを創出することを目指しています。
このプロジェクトが、新たな成長の道を切り開くことを期待される株主や投資家の皆様に、今後も更なる展開をお届けできるよう、挑戦を続けていきます。日本ブランドの魅力を中国の消費者にしっかりと届けるために、売れるネット広告社グループは着実に前進を続けてまいります。