新すごい観光eSIM
2026-08-25 12:02:48

観光施策を革新する新しいeSIMサービス「Tabimetry」福岡で開始

株式会社コモン・クリエーションが提供する「Tabimetry」



福岡を拠点とするコモン・クリエーション株式会社は、観光施策の強化を目的とした新しいeSIMサービス「Tabimetry(タビメトリー)」を2026年8月25日に提供開始することを発表しました。これにより、観光客に配布されるデータSIMを通じて、人流データを収集する仕組みが整いました。観光協会や自治体にとって、データに基づく施策が求められる中で、このサービスは革新的なソリューションとして注目を集めています。

なぜ「Tabimetry」が必要なのか



インバウンド需要が徐々に復活する中、地域の観光関連機関は観光客の動向をより良く理解し、施策を立案する必要があります。しかし、従来のやり方では情報取得に課題がありました。紙やWebで行うアンケートは回答率が低く、回答内容もその場限りのものであり、実際に観光客がどの場所を訪れたかを把握するには限界があります。

大規模な人流データも、通常は統計的な形で提供されるため、具体的な行動データは得られません。またGPSを活用したアプリ調査は、旅行者のインストール手間のため、十分なサンプル数を確保するのも難しくなっていました。このような状況の中で、観光客の便益と行動データの収集を同時に実現することが求められています。

「Tabimetry」の特徴



Tabimetryは、観光客に配布される無償のeSIMをデータ収集の媒体とし、2つの仕組みを一つに融合させました。観光客は無料でスマートフォンにeSIMをインストールすることができ、これにより自治体や観光協会は、その人流データと属性情報を取得できます。

1. eSIMの配布


観光案内所や宿泊施設にQRコードを設置するだけで、観光客は自身のスマートフォンにeSIMをインストールできます。物理的なカードの在庫管理や返却プロセスは不要で、旅行者にとっても簡単です。

2. 属性情報と動線データの取得


利用開始時にアンケートで年代や国籍、旅行の目的などの情報を取得します。この項目はキャンペーンによって柔軟に設定可能で、データは基地局測位技術を通じて取得され、訪れたエリアや滞在時間が時系列で記録されます。地下鉄や地下街でも情報は途切れません。

3. 生データと分析レポートの提供


観光動向に関する生データに加え、エリアごとの滞在時間ランキングや周遊ルートの分析レポートが提供されます。これにより、各種施策の立案が可能となるでしょう。

料金プラン


最初の導入にあたり、自治体や観光協会を対象とした「有償PoCパッケージ」が先着3組織限定で提供され、初期費用は500,000円からスタートします。これにはキャンペーン設計からデータ分析レポートの作成までが含まれ、初期投資も明確です。最小で100回線、1ヶ月の契約が必要です。

代表からのコメント


コモン・クリエーションの代表取締役社長、牟田和貴氏は、観光施策におけるデータ収集の重要性を強調し、Tabimetryを導入することで観光体験を向上させながら、必要なデータが得られることを紹介しました。来たるべき新しい観光時代に向けて、地域のために役立つサービスを目指していくとのことです。

今後の展望


Tabimetryは観光だけでなく、教育旅行や公共事業、災害時の情報配信などさまざまなケースへの展開を見込んでいます。このように、多用途にわたるデジタルソリューションを持ち込むことで、地域経済の活性化や観光業の持続的発展をサポートしていきます。

この新たな試みは、福岡の魅力をさらに引き立てるはずです。今後の展開に期待しましょう。


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