北九州リスキリングキャンパスが開講します!
2025年8月、北九州市に新たな教育の場、「北九州リスキリングキャンパス」が開校します。このキャンパスは、企業の成長を促すために、DX(デジタルトランスフォーメーション)やAI(人工知能)の重要性に着目し、従業員が新しいスキルや知識を身につけるための拠点として機能します。さまざまな変化が求められる現代のビジネス環境で、選択肢を広げる重要な役割を果たします。
この取り組みは、北九州市が誇る「人づくり」を通じて企業の成長をサポートすることを目的としており、特に「リスキリング」、つまり再教育に重きを置いています。これにより、従業員は自身のキャリアをより良くするための新しい道を見出すことが期待されています。
開講に向けた連携協定
北九州市は、(株)みらいワークス社と協力し、企業の人材育成を後押しするための包括的な連携協定を締結しました。このパートナーシップにより、ビジネスにおけるDXやAIの活用に必要なスキルを習得できる環境が整います。キャンパスは、Atomica北九州内の小倉北区京町 セントシティ7Fに設置され、2025年8月8日には開講式が行われる予定です。
さらに、九州工業大学も参加し、社会人向けのリスキリング関連の講座を提供し、経営層向けにDX推進プログラムも開発されています。これにより、企業経営者や人事担当者が新たな知識を習得し、組織全体のスキルを向上させる体制が整います。
プレイベントでリスキリングを体験
北九州リスキリングキャンパスの開講前には、企業の経営層や人事担当者を対象としたプレイベントが開催されています。イベント名は『スマホでできるリスキリング体験〜AI活用実践ワークショップ〜』です。このワークショップでは、リスキリングがなぜ必要なのか、DXやAIの活用が経営戦略にどのように寄与するかについて解説されます。
参加者は、ChatGPTを利用してAIの基礎を学び、自社の現状や可能性を探求する内容になっており、より実践的な知識を得ることができます。開催場所はKIPROホール(小倉北区浅野3-8-1 AIMビル 8F)で、合同会社ラーニングスケープの代表である村山祐紀子氏が登壇します。
参加対象は、北九州市内に事業所がある企業の経営者や人事担当者で、リスキリングや人的資本経営に関心がある方々です。参加者の募集締切は2025年6月20日となっています。
リスキリングキャンパスの詳細
北九州リスキリングキャンパスでは、以下の内容が提供されます。まず、基本となる3つのコースがあり、組織やビジネスのマネジメントスキル、生成AIの利用法、マーケティング手法などが学べるプログラムが用意されています。さらに、従業員の学びを実践するための研修会や企業の成果発表会も予定されています。
また、経営層向けのDX推進プログラムも設けられており、最新技術を効果的に活用するための情報提供が行われます。これにより、企業はデジタル化を進め、競争力の向上が期待されます。
受講申し込みはすでに開始されており、詳細情報が必要な方は専用サイトをご覧いただくことをお勧めします。受講費用は1万円(税込)で、北九州市内に事業所を持つ企業の従業員が対象です。
お問い合わせ先
この新たな学びの場で、働く人すべての未来を支えることが目的です。受講に関心のある方は、ぜひ仲間となり、新しい知識を得るチャンスを逃さないでください。
お問い合わせ先:株式会社みらいワークス 九州支社 北九州サテライトオフィス
電話: 070-3209-6459
メール: [email protected]
主催: 北九州市 産業経済局 雇用・産業人材政策課
* 電話: 093-582-2419
皆様の参加を心よりお待ちしております!