福岡市西区で体験する稲刈りの魅力
福岡市の西区では、10月26日(日)に、グリーンコープ生協ふくおかが主催する「稲刈り体験」が開催されます。このイベントは、地域の生産者と組合員との交流を深めることを目的としており、地元の精魂込められた米作りへの理解を深めます。
グリーンコープとは
一般社団法人グリーンコープ共同体に所属し、西日本を中心に16の生協から構成されているグリーンコープ。福岡市博多区に本部を構え、地域に根ざした活動を展開しています。この協同体は、安心で安全な食材を求めて、化学合成農薬を使用しないまたは少量に抑えた農業に取り組んでいます。
半世紀を超えた米作りの歴史
福岡市農協・普通作研究部会は1973年に設立され、農薬の使用を減らし、農家の健康と環境保全を目的とした方法で米作りを実践。1983年には、グリーンコープ生協との連携により、九州で初となる減農薬米の産直事業をスタートさせました。現在、同部会はグリーンコープが扱う「産直赤とんぼ米」の約30%を生産し、地域の食の安全を支えています。
稲刈り体験の内容
稲刈り体験は、福岡市西区太郎丸で行われ、雨天の場合は中止となります。参加者は、実際に鎌を使用して稲を刈る作業を体験し、農業の基礎を学ぶことが出来ます。残念ながら、事前受付は終了していますが、当日の雰囲気を感じるだけでも、貴重な経験になるでしょう。
環境への配慮
グリーンコープでは、「赤とんぼが飛び交うような美しい自然を再生したい」との願いから、化学合成農薬を用いない米作りを推進しています。産直米を通じて私たちの健康や地域の農業の持続可能性に貢献することが目指されています。環境を守ることが、次世代に引き継がれる豊かな自然を創る鍵となります。
開催概要
- - 日時:10月26日(日)9:30~12:15(雨天中止)
- - 場所:福岡市西区太郎丸1丁目8-20(JA福岡市元岡支店)
組織のビジョン
グリーンコープ生協は、福岡市博多区に本部を置き、理事長の坂本寛子のもとで、健康的で安心な食を地域に提供しています。私たちは、「子どもたちに安全でおいしい食べものを!」という母親たちの願いから、地域を豊かにし、和やかな関係を築いています。
まとめ
福岡市西区の稲刈り体験は、ただの農業体験に留まらず、地域との絆や環境保全の重要性を再認識する機会となります。次回、ぜひ参加してみてはいかがでしょうか?これからの季節、自然とのふれあいを通じてさまざまな気づきを得ることができるでしょう。