名刺の自費負担をゼロに、粕屋町の新たな取り組み
福岡県に位置する粕屋町では、これまで自治体職員が名刺を自己負担で作成するという現状がありました。名刺は業務上必要不可欠なものですが、91%の自治体職員が抱えるこの問題を解決すべく、株式会社ジチタイワークスが提供する名刺作成サービスが導入されることが決まりました。2026年4月1日から開始されるこのサービスでは、自治体職員が年に1回、100枚までの名刺を無料で作成できるという画期的な内容です。
この無料名刺サービスは「ジチタイワークス無料名刺」と呼ばれ、全国の自治体職員を対象に提供されます。この背景にあるのは、名刺の制作費用を自分で負担しなければならない現実です。名刺作成のために費用が発生することは、特に財政難が続く自治体にとって大きな負担となっていました。
91%の自治体職員が自己負担
ジチタイワークスの実施した調査によると、全国の自治体職員の91%が名刺の費用を自腹で負担している実態が浮かび上がっています。これだけ多くの職員が名刺の作成費用を自分で負担している現状では、自治体職員としての業務を遂行するために必要な名刺さえも経済的な影響を受けることになります。しっかりとしたデザインの名刺を作成するためには、さらなるコストがかかるため、均一なデザインやロゴが入った名刺を持てないという問題もありました。
自治体オリジナルテンプレート機能
ジチタイワークスのサービスでは、基本的に提供される名刺に加え、自治体ごとのオリジナルデザインを選ぶことができる「オリジナルテンプレート」機能も付いています。これにより、自治体ごとのアイデンティティを反映した名刺が作成可能となります。デザインは通常の名刺作成サービスであれば高額になってしまうところ、ジチタイワークスではそのコストを削減し、職員の負担を軽減する仕組みが整っています。
粕屋町の取り組み
粕屋町では、名刺を庁内で作成するか、あるいは自らの資金を使って作成するという状況が長年続いていました。しかし、名刺の統一性がないことによる混乱を解消するために、名刺のデザインを統一する必要があると判断しました。この新たに導入した名刺サービスは、名刺作成という手続きを簡素化しつつ、PR活動としても活用されることが期待されています。特に、2027年には町制施行70周年を迎えることから、シティプロモーションの観点からも重要な施策とされています。
名刺がプロモーションの一部に
オリジナルテンプレートを使用することで、すべての職員名刺に粕屋町のPRメッセージを組み込むことが可能になります。これは名刺交換の場を活用して、「町の良さ」を広めるための大きなチャンスと言えるでしょう。
今後の展望
ジチタイワークスは、このサービスを全国の自治体に広げることで、多くの自治体が抱える名刺の制作に関する問題を解決する手助けをしたいと考えています。全国の自治体が、この無料名刺サービスおよびオリジナルテンプレートの活用を通じて、名刺の制作を簡素化できるよう認知度向上に努めていくことでしょう。
株式会社ジチタイワークスとは
株式会社ジチタイワークスは、福岡県に本社を置き、官民連携を推進する事業を行っています。自治体同士の連携を強化し、様々なプロモーション支援を通じて、自治体の魅力向上を図っています。今回の無料名刺サービスは、その一環として提供される画期的な仕組みです。興味のある方は、ぜひウェブサイトを訪れてみてください。