ベアーズカメリアが挑む新たな高み
2025年10月19日に開催された「プリンセス駅伝in 宗像・福津」に、女子陸上競技部のベアーズカメリアが出場し、23位という成績を収めました。この大会は、陸上競技の一大イベントとして多くの観衆が見守る中で行われ、選手たちは沿道からの応援に支えられ、全力で走り抜けました。
ベアーズカメリアの成長の軌跡
創部は2022年4月、株式会社ベアーズの実業団として始動したベアーズカメリア。初年度の2023年には「プリンセス駅伝」に初出場し20位、翌年の2024年には予選を突破して「クイーンズ駅伝」にも挑み、23位となりました。このように着実に成長を続けています。その中でも、2025年には北海道マラソンでの優勝者・坂口愛和が新キャプテンに就任し、新たな戦力として外国人選手のスーサン・カモソも加わりました。
チームの新体制
ベアーズカメリアは選手たちの成長を支えるため、経験豊富なコーチ陣を揃えています。特にランニングコーチの山中秀仁は、現役選手としても活動する傍ら、コーチとして選手たちを支えています。これにより、選手たちは競技と仕事を両立させる「デュアルキャリア」を実現しながら、陸上競技に励んでいます。
結果と次なる挑戦
「プリンセス駅伝2025」では、各選手が自分の力を出し切りましたが、目標としていた16位には及びませんでした。以下は、各区間での選手の成績です。
- - 1区(7.0km):矢治璃瑞奈 区間25位(23分44秒)
- - 2区(3.6km):廣田百世 区間11位(11分32秒)
- - 3区(10.7km):坂口愛和 区間17位(35分52秒)
- - 4区(3.8km):スーサン・カモソ 区間10位(11分45秒)
- - 5区(10.4km):松井沙樹 区間30位(38分19秒)
- - 6区(6.695km):山崎空 区間23位(23分06秒)
総合成績は2時間24分18秒での23位となりました。監督の高柳祐也は、選手たちの健闘を称えながらも、今後の目標に向かって確実に進んでいくと宣言しています。来年は「クイーンズ8」という新たな目標のもと、挑戦を続ける決意を示しました。
社会人アスリートとしての意義
ベアーズカメリアは、ただの陸上競技チームにとどまらず、選手たちが社業を持ちながらスポーツに取り組む姿勢が評価されています。社会人としてのキャリア形成をしながら、トップアスリートとして競技に挑む姿は、多くの人々に夢と希望を与えています。
今後もベアーズカメリアは、陸上日本一を目指して新たな挑戦を続け、多くの市民やファンの心に響く存在であり続けることでしょう。応援の声が力となるこのチームに、ぜひさらなる期待を寄せてみてはいかがでしょうか。